夢でいいから……

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光「Aが……なんで？」

交通事故が信じられなくて

信じたくなんかなくて、手紙を

何度も読み返す。

でも、幾ら読み返しても

文章は変わらない

光「うそだ……」

その言葉と一緒に頬を

涙が伝う。

もう1つの封筒の封を切って

中身を取り出す。

中からは手紙と昔、Aに

プレゼントしたネックレスが

出てきた。


光「A………」

いつの間にかAの名前を囁いていた


そっと手紙を広げる

そこにはAの文字が並んでる

＿＿＿＿＿光君へ

光君がこの手紙を読んでくれてる頃

私はきっとこの世界にいないです。

もっと光君と一緒に居たかったなー。

ずっと小さい時から私と一緒に居てくれて

でも、高校卒業して、大学別れて

そこから、会わなくなって……

あの時は寂しかったなぁ。

私は幼稚園の時から光君のことが

大好きでした！

優しいところも、キラキラな笑顔も

皆を笑顔にできる面白いところも

全部ぜんぶ、大好きでした。

たぶん、もう1つの手紙に交通事故って

書いてたと思うんだけど、違うの。

元々病気持ちでね？最後くらい、

光君に会いたかったんだけど……

会えなかったや(笑)

これから先の光君の幸せを

空の上から願ってます！

素敵な人に出会ってください

これから先も笑顔でいてね？

大好きでした。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿Aより

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