夢でいいから……

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流「なぁ…A？もう一人で……
抱え込まんといて？」


『…えっ？……』


突然言われた事に私の頭はフリーズ
してしまった。


流「俺…Aが苦しむとこもう見たないから…辛くなったら頼ってや。」


ねぇ……どうして？


流「俺がAを守ったるし相談も
乗るから」


どうして……
そんなに……優しくしてくれるの？


『ねぇ……にぃはどうして私に勿体
ないくらいに優しい言葉くれるの？』


流「えっ？…」


『私が何しても 優しいにぃで居て
くれる。
そのたびにぃが何か我慢してる気が
して苦しくなるの……』


そう言うとにぃは微笑んで


流「俺にはAしかおらへんから。
Aがおらんくなったら……俺
どうして良いか分からんくなるから」


『にぃ……私…』


流「やから俺から離れんとってや？
俺のこと嫌いにならんといてや？」


ねぇ…にぃは鈍感？それともわざと？


『バカ！』


本当ににぃはバカだよ……


『私がにぃのこと嫌いになる訳ない
じゃん！私にぃのこと大好きなん
だから！私だってにぃがいないとだめなんだから！』


こんなこと言う私は重度のブラコン
でしょうか……


流「A……」


にぃは私をそっと抱き締めた。私は
それに答えるように、にぃの背中に腕を回した。


にぃの暖かい体温が伝わる。


『にぃ？』


流「ん？どないした？」


『大好き。にぃのこと』


流「アホ！照れるやろ！」


そう言うにぃの顔は抱き合ってるから見ることはできないけど


きっと赤いんだろうなぁ……


『にぃは私の事嫌い？』


流「そんなわけないやろ」


『言葉にしんとわからへん！』


するとにぃは軽くため息を吐いた


流「Aはワガママやな笑
大好きやで。俺もAが」


『ありがとう^∀^』




こんなに幸せな時間私が過ごして
良いのかな？


そんなこと思いながら
“これからも一緒に入れますように”


って心の中で願った

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