弐拾玖話 お使い ページ30
私に友達が出来たとその日宇髄宅の晩は宴会状態だった。
そして次の日、目が覚めていつも通り朝稽古をしていればまきをさんに朝ご飯に呼ばれ汗を拭いていつもの場所に座り美味しい和食を食べる。
「そういやぁAはもう歳は十五か。」
「?…はい。」
「お前が受ける最終選別は来年だ。あと一年で完璧に仕上げるぞ。」
「はい!」
来年……確かカナヲも私と同じ年にこっそり受けるらしい。
楽しみなようで私も師匠の様に毎日鬼を狩るのだと少し不安にもなった。
「今日は午前の稽古なしでもいいからちょとお使い頼むぞ。」
「何か買い物でも?」
「いや、不死川にこれを届けて欲しい。」
そう言って師匠は片手に持った風呂敷で包まれた何かを私に持たせる。
「お前も散々アイツに世話になったろ。礼の品だしお前が渡してこい。」
「はぁ……」
確かにここ数年。不死川さんにも沢山お世話になった。
二人目の師匠と言っても過言ではない。
「もう手紙でお前が行くことは伝えてっから逃げんじゃねぇぞ。」
「わぁ、先手を打たれた。」
不死川さんの屋敷に一回行ったことある。その道中、煌びやかな町を通るのだがそこに寄り道しようと思っていたが師匠にはばればれだったらしい。
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ぽてちまる(プロフ) - 夜にコメントしちゃってすみませんでした!!ありがとうございます^ ^これからも楽しく読ませて頂きます!応援してます!! (2020年5月2日 3時) (レス) id: 011d244725 (このIDを非表示/違反報告)
AOI3(プロフ) - ぽてちまるさん» 指摘ありがとうございます!恐らくこれで見れるようなったと思います!すみませんm(_ _)m (2020年5月2日 2時) (レス) id: e5bf353bab (このIDを非表示/違反報告)
AOI3(プロフ) - シウさん» 編集遅れました!おそらく見れるようになったと思います…(><) (2020年5月2日 2時) (レス) id: e5bf353bab (このIDを非表示/違反報告)
ぽてちまる(プロフ) - 私も見れてないです…(汗)気になる!!^ ^ (2020年5月2日 2時) (レス) id: 011d244725 (このIDを非表示/違反報告)
シウ(プロフ) - イメージ画像が見られません( ; ; ) (2020年4月20日 1時) (レス) id: 4722f65ee6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:AOI 3 | 作成日時:2019年11月23日 19時