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弐拾肆話 胡蝶しのぶ ページ25

「胡蝶!来たぞ!」

「……蝶がいっぱい…」




庭にはアゲハ蝶や見たことの無い色とりどりな美しい蝶が花にとまっていたり飛んでいたりと、とても華やかな空間が広がっていた。


師匠の屋敷も派手だがこの屋敷もある意味派手で美しい。




「宇髄さん、叫ばないでください。療養中の隊士が沢山いるんですよ?」


鈴の音の様な声がして蝶から目を離し声の主に視線を向ける。



「あら、貴方が噂の宇髄さんの継子ですね。私は胡蝶しのぶ。貴女のお名前は?」

「………吟河A……です…。」




フワッと藤の匂いが鼻腔を擽る。

ゆるりとした髪を蝶の髪飾りで夜会巻きにして
おり、顔は白い肌に長い睫毛に縁どられた藤色の瞳に小さな口と随分と美人な人だった。。

その整った顔で表情は優しく微笑んでいる。




「どうした?いつもみたいに軽口叩けよ。」

「さすがに初対面の人にそんな失礼なことしませんよ。」

「不死川の時との扱いの差が酷いな。」

「仲がよろしいんですね。」


ハッとして向き直す。


「宇髄さんは薬と毒ですね。吟河さんは…庭に血は繋がっていないのですが私の妹がいるので話してみてはどうでしょう?」

「あっ、はい!」

「友達になれるといいな、ぼっち。」

「うるさい!」



微笑ましそうに私達を見ていた胡蝶さんはそのまま師匠を連れて奥の部屋へと消えていった。

弐拾伍話 蟲の妹→←弐拾参話 蝶屋敷



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ぽてちまる(プロフ) - 夜にコメントしちゃってすみませんでした!!ありがとうございます^ ^これからも楽しく読ませて頂きます!応援してます!! (2020年5月2日 3時) (レス) id: 011d244725 (このIDを非表示/違反報告)
AOI3(プロフ) - ぽてちまるさん» 指摘ありがとうございます!恐らくこれで見れるようなったと思います!すみませんm(_ _)m (2020年5月2日 2時) (レス) id: e5bf353bab (このIDを非表示/違反報告)
AOI3(プロフ) - シウさん» 編集遅れました!おそらく見れるようになったと思います…(><) (2020年5月2日 2時) (レス) id: e5bf353bab (このIDを非表示/違反報告)
ぽてちまる(プロフ) - 私も見れてないです…(汗)気になる!!^ ^ (2020年5月2日 2時) (レス) id: 011d244725 (このIDを非表示/違反報告)
シウ(プロフ) - イメージ画像が見られません( ; ; ) (2020年4月20日 1時) (レス) id: 4722f65ee6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:AOI 3 | 作成日時:2019年11月23日 19時

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