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弐拾話 ページ21

「えっ、お見合いですか?」



任務の報告でお館様の元へ行き、報告を終わらせ帰ろうとしたAを優しい声でお館様が呼び止める。


話の内容はそろそろ二十歳となるAへのお見合いの話であった。




「どの男性も立派な家名……私には勿体ないです………」

「愛柱として皆に平等に愛を与える君は愛される権利があるし、たった一人からの愛情を受けても良いんだよ。」





しかし乗り気ではないAを見て産屋敷は控え目に話を続ける。




「無理強いはしないよ。これに関してはAの自由だからね。断ってくれても全然構わないよ。」

「いえ、一応これは見させて頂きます。」



愛に飢える彼女がお館様からの気遣いを蔑ろにできる筈もなく結局受け取ってしまう。




―――――猊垰狎鄒菁據帖帖牒



富も立派な家名も顔立ちも、この際彼女にはどうでもよかった。


愛を求めるAが敬愛するお館様からの気遣いをすぐに受け取れなかったのは、世界で一番愛している男の存在があったから。





「会いたいなぁ…………」





あの引き締まった筋肉に胸元、低めの声に厳格な性格。全てが好きで好きで堪らなかった。



その欲のせいかポツリと独り言を溢す。



―――寂しい。温もりが欲しい………



「誰に会いたいんだよ?」

「!…不死川先輩。」



会いたいときに現れてくれた。

その事実がAの鼓動を速める。




「……なんかあったのかよ。」

「えっ?」

「泣きそうにしやがって。」




そう言ってまるで割れ物にでも触れるかの様に優しく傷だらけの手で頭を撫でる不死川。


その優しさにAは溺れるように彼に堕ちていく。



「不死川先輩……抱いて欲しいです。」

「あ"ぁ?………はぁ……ほら、来い」



いつもの変態発言かと不死川は一瞬思ったが彼女の表情を見て察する。


逞しい腕を控え目に広げ恥ずかしさからか少し目線を逸らす不死川。それがAにはとても愛らしく感じれた。





「…ありがどうございます。」





暖かい胸。その胸に耳を当てれば力強い鼓動が感じれる。

それがAをひどく安心させた。



爐笋辰僂蟷笋鷲垰狎鄒菁擇ら一番愛を受けとりたい

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AOI3(プロフ) - チロルチョコさん» 私も生きてて欲しかった……殺して後悔してます(´д⊂) (12月19日 17時) (レス) id: e5bf353bab (このIDを非表示/違反報告)
チロルチョコ - 夢主そこは生きろよばかぁ,,, (12月15日 20時) (レス) id: 03d659cd41 (このIDを非表示/違反報告)
AOI3(プロフ) - 霊夢先輩さん» 夢主褒めてくださるとすごい嬉しい……理想の彼女像を具現化しましたので(変態は除く) (11月24日 20時) (レス) id: e5bf353bab (このIDを非表示/違反報告)
霊夢先輩 - 夢主ちゃんかわいいい...不死川さんではなく私と付き合いませ(((殴 (11月24日 16時) (レス) id: 905921c9f7 (このIDを非表示/違反報告)
巫癒(ふゆ)VII(プロフ) - 童磨か宇髄さんが良いです! (11月20日 14時) (レス) id: f6efed1c61 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:AOI 3 | 作成日時:2019年9月21日 14時

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