イグニハイド生の日常【ツイステ】 (ページ2)

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episode1―ボドゲ部ページ2

本作品は原作の1年前からはじまります。
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「イデア先輩！！A・ハイード、購買から帰還しました！」

「駄菓子はあるでござろうな」

「抜かりはないっス！」

「流石拙者の後輩」

ボドゲ部の扉を開けば、そこは楽園。

沢山のボードゲームにゲーム機。お菓子やジュースなどダメ人間に必要な神器が全て整っている。ここがパラダイスか……

「今日は何すんですか？」

「ギャルゲーの続き。」

「え、まだツンデレのミオコのこと諦めてなかったんですか！？」

「ミオコは絶対拙者が落とす。」

「オタクの執着気持ちわりぃ！」

異常だよこの先輩。

「そういうA氏もオタクでござろう。逆になぜそんな見た目は陽キャなの？」

「陰キャ過ぎたらカツアゲされると思って見た目は陽キャにするという俺の逆転の発想です」

「馬鹿の発想で草」

馬鹿とはなんだ馬鹿とは。

これのお陰で結構ゲーセンとか行っても「あ、陽キャがゲームしてる…」って感じで冷たい目で見られなくなったんだぞ。

しかし学園では陰キャの証であるイグニハイド寮の腕章つけてるからあんま意味なかった。

「初対面、イグニハイド寮にイケメン爽やか陽キャが来たと思って背筋が凍った。」

「でも今は？」

「ただの詐欺師のキモオタ」

「失礼過ぎる」

この人、慣れたら容赦ねぇな。

まぁ、確かに俺はイグニハイド寮にふさわしき根っからの陰キャだが。

「でもその姿もあんまり意味ないんじゃない？」

「喋ったら陰キャすぐバレる」

「でもそれだとヤンキー系陽キャに絡まれないよね」

「いや、この姿(イケメン)だと逆に反感買って体育館裏に連れてかれる。」

「諸刃の剣過ぎて草」

それな