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翌日、朝心地のいい目覚めで、なんだかスッキリしている。そういえば髪の毛がかなり伸びてきて少し邪魔だったりする。今日は1つ結びに少し結ぶ所をあげて、柄でもないシフォンリボンがついたゴムで結ぶ。下ろすのと結ぶのじゃイメージがかなり変わる気がする。
まぁちょっとしたことで変化だから皆あまり気にしないだろう…そう思いながら7:13分の電車に乗るために7時に家を出た。
「 ねぇねぇ、瀬乃さん…だよね?私同じクラスの舞花って言うんだけど…
今日瀬乃さん結んできてるね、とっても素敵! 」
『 …そ、そう?ありがとう。あまり褒められることってないから… 』
「 話したかったんだけどなかなか話しかけられなくてさ、良かったら仲良くしてね 」
『 もちろんです、よろしく舞花さん。』
珍しく、クラスメイトに話しかけられた。明るくお転婆なイメージがある笹野舞花さん。
身長は高めで女子バレー部。リーダーシップがあってみんなから慕われるイメージがある。
そんな人に話しかけられるのはなんだか恥ずかしい。
恥ずかしさもあるけど、嬉しさの方が勝っていて、頬が緩むのを感じながら舞花さんと学校へ向かった。
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侑「 おはよぉ瀬乃さん、今日結んどるん?可愛くてええなぁ 」
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作者名:さささ。 | 作成日時:2019年10月13日 11時