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「オープンキャンパス楽しかった！

この大学すっごい素敵だし、私ここに

決めちゃおうかなっ♪」



岩「はははっ、気ぃ早いって

まだあとオープンキャンパス行く大学あるし

ゆっくり考えよ…

でもAもこの大学きてくれたら俺嬉しい」



岩ちゃんはニカッと白い歯を見せて笑う



本当可愛い顔して笑うなぁ…

すごい犬顔だよね、岩ちゃんって

モテるんだろうなぁ…



「うん！私も岩ちゃんと同じ大学行きたい！」



私がそう言うと、

岩ちゃんは顔を赤くしてテヘッと笑った



…… 私なに言ってんだろ

恥ずかしい



顔が少しあつく、火照っているようだった



岩「今日さ夏祭りあるの知ってる？」



「あ、らしいね！」



オープンキャンパスが何時に終わるか

知らないから、行けないって言ったけど…



こんな早く終わるなら、

行けないなんて言うんじゃなかったな



高校1年の時仲良くなってから、

その年も次の年も、臣と隆二と行った夏祭り



今年も一緒に行きたかったな



でも部活とレッスンあるって言ってたし、

今更もう行けないよなあ…



岩「もし良かったらさ、今から行かない？」



「え！？ どこに？」



岩「夏祭りだよ 笑」



「いいの？

岩ちゃん、友達と約束してないの？」



岩「誘われはしたんだけどさ…

オープンキャンパスの後にAと行きたくて

誘おうと思ってたから… 断っちゃった」



また岩ちゃんは顔を赤くする



私の顔も熱くなる



岩「誘われてたら、いいから全然！」



「ううん、行こっか」



岩「本当！？」



「…うん」



岩「やったぁ！！めっちゃ嬉しい！！」



私と岩ちゃんは、

何食べる？ 何して遊ぶ？なんて



楽しく話しながら、お祭りのある

神社へ向かった




。

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