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健二郎 side -




健二郎「はぁ… 勘弁してくれや」




直己「山下先生、お疲れですね〜」




健二郎「いやぁ、もう参りましたよ…

授業ぐらいちゃんと受けてくれな困りますわ」




あれだけ言ったのに、

あのアホ２人はトイレに行ったきり

授業が始まっても… 終わるまで…

戻って来なかったらしい




俺のクラスは１限目は英語

英語のキャサリン先生怖いのに…

サボりやがったあいつらのおかげで、

こっぴどく叱られたのは担任の私です…




指導不足は担任の責任です！！やって




直人「別に１人や２人サボったぐらいで

あそこまで切れなくてもいいよね〜」




直己「直人さんは緩すぎますって」




健二郎「ちょっと僕、

あいつら探してきますわ……」




直人「頑張って〜」




あいつらの行くとこなんか、

見当はつく… というかあそこしか

サボれるような場所無いし




ていうか一層の事、

屋上立ち入り禁止にしてもらいたいぐらいや




屋上に着くなり、思いっきりドアを開けて




健二郎「こら"ぁーーーーー！」




叫んであいつらのとこまで走って行ったった




なにこいつら… 寝とる




日向ぼっこでもして眠なって寝てもうたんか…

猫みたいに丸まって眠ってるA




生徒にこんなん…あかんけど…

可愛いやんけ、おい




無防備やなぁ… パンツ見えんで




臣「うわぁ、教師がそんないやらしい目で

生徒のこと見てもいいんですかー？」




うわ、横で寝てたこいつのこと

すっかり忘れてた




健二郎「アホゥ！何言うてんねん！

お前ら何サボっとんねん！

おかげでこっちがキャサリン先生に

指導不足や言うて叱られたんやで！？」




臣「ははは！ごめんごめん！」




健二郎「はよA起こして教室戻れや

数学の鈴木先生にまで叱られたないで俺」




臣「鈴木先生はきついね、臭いもんね」




健二郎「ほんまあのおっさん臭いねん！

だから頼むで！はよ行け！」




臣「はいよー！」




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