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健二郎「いい加減、決めてくれたか？」
今日は放課後、
けんちゃんからのお呼び出し…
健二郎「このレベルやったら大概の大学は
行けるから、後はAがどう進路志望するか
それだけなんやからさ」
けんちゃんは私の模試の結果を見ながら話す
正直、勉強には自信のある方だ
勉強はわりとやってきたし、
レベルの高い塾にも通っちゃったりしてるし
健二郎「… 臣と隆二だって進路決めてるし、
Aもいい加減決めようや」
臣と隆二のこと言われたら、
正直焦っちゃう
ちゃんと将来の決まった二人を見てると、
何も決まっていない自分がすごくダメみたいで
…焦る
健二郎「夢とか決めろ言うてるんちゃうねん。
そんなんAの年で決めろって方が、
簡単ちゃうし、変わることだってあるんやから
その夢が決まった時困らんように、
良い大学に入っとくっていうのもありやで？
何にしろ経歴良い方が得なんやから〜！」
けんちゃんの言葉は、
少し胸に響いた
「… わかりました、明日までに考えます」
健二郎「よっしゃ！
せっかく頭良いんやから、考え！
先生待ってるからな？」
私はけんちゃんに挨拶して、
職員室を出た
大学かぁ…
私は大学で、臣は専門学校、隆二は就職
本当バラバラになっちゃうな
校舎を出て、ぼーっと校門まで歩いていると
私めがけてサッカーボールが飛んできた
「ぎゃあ！」
サッカーボールが私のカバンに当たった
臣「ははは！何だよその叫び声」
ボールが飛んできた方を見ると、
臣が大笑いしながら私の方へ歩いてくる
「わざとしたでしょ、最低…」
臣「暗い顔でぼーっと歩いてるから悪いんだよ
こんな時間までなにしてたの？隆二は？」
「進路相談だよ、隆二はレッスンでしょ
まじめに部活しなよ…」
臣「今から帰んの？ 部活見てけば？」
「生憎、今から塾なんです
失礼します」
臣「あら、そうでございましたか
お勉強がんばってください」
私は臣にぺこりとお辞儀して、
校門の方へと歩いた
臣「A！」
振り返ると、臣がまださっきの場所で
ボールを抱えてこっちを見ていた
「…なに」
臣「あんま考え込むな！
お前らしくないから、そんな顔すんな！」
臣はそう言って優しく笑うと、
部活に戻って行った
… ありがと、臣
。
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岩田璃穂(プロフ) - せいら.さん» ぁ、もう終わっちゃうんですか。。。(｡-_-｡)寂しいですね(/ _ ; ) (2015年1月2日 10時) (
レス) id: 23d5d9d0b2 (このIDを非表示/違反報告)
せいら.(プロフ) - 岩田璃穂さん» 毎度コメントありがとうございます！切ないですか… ありがとうございます！笑 それが狙い… だったりしますww もう終わりに向かえるよう、頑張ります！ (2015年1月2日 2時) (レス) id: 7089d30b94 (このIDを非表示/違反報告)
岩田璃穂(プロフ) - 切な過ぎですよ〜(T ^ T)ガチの号泣しちゃってるんですけどどうしましょう！？← (2014年12月24日 16時) (レス) id: 23d5d9d0b2 (このIDを非表示/違反報告)
岩田璃穂(プロフ) - せいら.さん» えーーーーーーーーーーーー笑皆んなと付き合っちゃえばいいんですよ！(/ _ ; )誰とくっついても皆んな傷ついちゃうんですもん(/ _ ; ) (2014年12月17日 7時) (レス) id: 23d5d9d0b2 (このIDを非表示/違反報告)
せいら.(プロフ) - 岩田璃穂さん» コメントありがとうございます^^ えっとですね…… 今後の展開ご期待ください！笑 でも臣x隆二寄りでの期待は… 今後の展開ご期待ください！笑 (2014年12月17日 4時) (レス) id: 7089d30b94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せいら. | 作成日時：2014年8月19日 8時
