◆お酒と思考の酔い◇ 智 12/27↓ ページ14
智「うー...」
翔「智くん?どうしたの?」
雅「リーダー、もう酔った?」
潤「まだそんな飲んでねぇだろ?」
･
3daysの最終日の今日。
最終公演も無事に終わって、ﾎﾃﾙの部屋で皆で飲んでんだけど...
やっぱり、和がいないからなのか。
腕の中が寂しくて。
あの柔らかい唇が。
白くてもちもちの身体が恋しくて。
もうこの数日、それしか考えてない。
そりゃ、ﾌｧﾝの子達と実際に顔を見て、同じ空間を共有して。
どれだけ回数を重ねても、大切で幸せで好きな時間。
でも、やっぱりさ。
ﾌｧﾝの子達には悪いけど...
おいらの1番って、和だから。
もうこれだけは譲れなくて。
だから、この3日間、いつも以上に和の事を考えてた。
あの甘くて優しい声で『智』って呼んで欲しくて、
柔らかい唇にｷｽしたくて、
もちもちの肌に触れたくて。
早く、満たして欲しい。
そして、和を満たしてあげたい。
そんな事をぐるぐる、ぐるぐる...
考えてたら、いつも以上に早いﾍﾟｰｽで酔いが回る。
だめ、だ。
眠い。
皆の声が聞こえるけど、意識、飛びそう...
･
翔「珍しいね、智くんが酔うとか」
雅「リーダー、お酒強いもんねー」
潤「ったく...そこで寝ると風邪ひくぞ」
智「んぅ...か、ずぅ...」
翔「...寝言?、笑」
潤「...だな。完璧寝てるし」
雅「あひゃ、にのちゃん愛されてるー、笑」
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作者名：和希 | 作成日時：2018年11月25日 6時
