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o｢で？わざわざこっちまで来た要件は？｣
n｢ん？そりゃもちろん翔ちゃんに会いに｣
o｢嘘つけ俺に用があるからこっち来たんだろ？｣
n｢はー、相変わらず翔ちゃんの事となると敏感なんだから｣
o｢早く要件教えろよ｣
n｢山の上に病院あるでしょ？｣
o｢あー、おじいちゃん先生がやってるとこな｣
n｢そそ、そこのセンセーのお孫ちゃんと翔ちゃんのお見合い話があんだって｣
o｢は？｣
n｢そんな怒んないでよ。俺が持ちかけた訳じゃないんだし｣
o｢わ、悪ぃ｣
n｢まぁその反応する当たりあなたに相談はしてないんでしょ？｣
o｢あぁ何も聞いてない｣
n｢あのヒトも何でも1人で抱え込む癖あるからなぁ｣
o｢断ってないのか？｣
n｢断ってるみたいだけど会うだけでもって強引にね｣
o｢…｣
n｢無理やり聞き出したりするんじゃないよ？あのヒト傷つけたら許さないから。｣
o｢分かってる。｣
n｢私だけじゃなくあの二人も怖いからね｣
o｢あぁ｣
4人とも櫻井に思いを寄せていた。
しかし櫻井が手を取ったのは大野だった。
その後も関係が崩れずに5人で仲良くしているのは櫻井がほかの3人の気持ちを知らないから。
3人は隙あらばとまだ狙っているとか。
s｢和、一緒食べよ？｣
n｢はーい！どれにしようかなぁおじさん奢ってくれるんでしょ？｣
o｢はぁ！？｣
n｢情報提供料にしては安い方でしょ？｣
o｢わぁったよ！｣
二宮には勝てない。
そう実感した大野だった。
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作者名：ちぃ | 作成日時：2019年8月3日 20時
