#50 喉頭蓋炎10 ページ50
〜Aサイド〜
もー！なんでこんなタイミングで翔兄がくるの！？
しかもちょっと油断した隙に内視鏡室連れていかれるし。
こんだけ元気だから大丈夫なのに。
口の中に管入れられるなんて、誰でも嫌だよそんなの。
でも、まぁ…やっと管取れるからいいけど…。
声が出ないのって本当に不便で仕方がない。
声以外で自分の感情を伝えるのって難しいなぁーって。
雅「じゃあ、とっちゃうよー。」
翔「傷口はしばらくガーゼしといてよ。それとちゃんと誰かに消毒もしてもらってよ。感染でも起こした怖いからねー。」
潤「ほんとだね。ちゃんと気をつけておかないと。」
雅「はい、取れたけど…、声出せる？」
「…ぁ、ぁ」
潤「ちょっと出てるね。」
「う…ん…」
潤「あんまり急に出しすぎたらダメだよー？」
声カスカスだー。
でも、声が出るだけですごい爽快感。
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それからしばらくは入院することに。
元気になったら、暇で暇でしょうがない。
私の声は少しずつ元に戻って来て、徐々に喋れるようになってきた。
雅「A〜、調子はどう？」
「ふつう。」
雅「暇でしょー？」
「うん。」
雅「もうそろそろ退院にしようね。」
「え！」
雅「なんか、翔兄が張り切って迎えにくるらしいよ。」
「えー…。」
翔「なんだよー。せっかくきたのにー。」
「もうきてるじゃん…」
翔「ほら、帰る用意しようよ。」
ほんとは和兄とかがよかったけど、帰れるからまあ許す。
雅「まぁ、また何かあったら誰かにいいなよ？」
「うん。」
雅「毎日、Aに会ってたから寂しいけどねー。」
翔「元気になったからしょうがないねー笑」
「雅兄、ありがとうね。」
雅「いーえ。どういたしまして。」
翔「よし、じゃあそろそろいくよ？
別に永遠の別れでもないんだし笑」
雅「そうだね笑 じゃーねー。」
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車に乗って、家に着くまでの間に翔兄にもちゃんとお礼言わないと。
「翔…兄？」
翔「どうしたの？」
「あの…ありがとう…」
翔「なによー、急に改まってー。笑
でも、あの時は本当に焦ったよー。笑 俺も冷や汗でべちゃべちゃだったしね。笑」
「ごめんね。」
翔「元気になったからいいけどね。
また何かあったらいつでもいいなよ？」
「うん。」
やっぱり、全員頼りになるお兄ちゃんたちだなぁ。
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ひかり(プロフ) - リクエストのお話ありがとうございました！ (2017年10月24日 13時) (
レス) id: 773a14c9ee (このIDを非表示/違反報告)
大宮沙彩(プロフ) - よっしーさん» リクエストありがとうございます！少し遅くなってしまうかもしれませんがご了承くださいm(__)m (2017年8月7日 15時) (レス) id: 26d30d72c4 (このIDを非表示/違反報告)
よっしー - とっても続きが楽しみです(^o^)まっていますね(^_-)リクエストのお話ですが、相葉ちゃんが骨折でお願いしたいです。更新まっていますね(’-’*)♪ (2017年8月7日 12時) (レス) id: aab48ffb53 (このIDを非表示/違反報告)
大宮沙彩(プロフ) - ひかりさん» わかりました！ありがとうございます！ (2017年7月12日 8時) (レス) id: 4928dc91b9 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 大宮沙彩さん» 入院することになってしまうぐらいで。病気は、なんでもいいです。曖昧なリクエストで本当にすみません(;＞_＜;) (2017年7月12日 7時) (レス) id: 773a14c9ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大宮沙彩 | 作成日時：2017年5月15日 19時
