#35 感染性胃腸炎7 ページ35
〜雅サイド〜
翔兄が入院してから早3日。
大分吐き気と腹痛治ってきたみたいだね。
和は結構つきっきりみたい。
なんせ、翔兄が毎日来いなんて、無理難題を言うから。
それに、応える和も和だけどね。笑
「翔兄〜、交代時間ですよー。」
翔「ぇー。」
「そんな、本当に嫌な顔しないでよー。笑」
今日は和が出勤だから代わりに休みの俺がきたってわけさ。
にしても、どんだけ和のこと寵愛してんのよ。笑
そういや、全然会ってないからって、昼休みに潤が顔出すって言ってたっけな。
Aは、しばらく半一人暮らしって感じかな。
申し訳ないけど、今だけだからなんとか乗り切って欲しいな。
そんなことを考えていると、病室に智兄が入ってきた。
智「翔、調子はどう？」
翔「もう元気。おうち帰るよ。」
「帰るよって、自分で判断しないのー。」
翔「だってもう元気だもん。」
というか、さっきから和の口数が少ない。
ってか、喋らない。
「和？」
和「何？」
「体調大丈夫？」
和「うん、いたって普通だよ？」
智「いや、顔が赤い。熱あんじゃないの？」
和「え？嘘？」
智「吐き気とかないの？」
和「ない。」
「本当なのー？それー。」
和「いや、本当だよ。」
この表情は、別になんも隠してないな。ってことは本当に自覚症状ないんだろうね。
智「うーん、翔につきっきりで疲労で熱でも出てるってとこじゃないかな。とりあえず、熱測ってから仕事行きな。」
和「そーするわ。」
智「ほい、これ。」
そういって、体温計を差し出す智兄。
素直に従ってる和なんて珍しいな。
…ﾋﾟﾋﾟｯ
智「何度？」
和「37.1°だって。」
智「THE 微熱だね。
まぁ、そんだけ自覚症状がないなら、仕事しても問題ないっちゃないけど、なんかあったら連絡してよ。和は隠して隠して悪化するんだからー。」
和「わかったよー。」
そう言って、病室をあとにした和。
多分、病院で寝泊まりしてたからゆっくり体休まってないんだろうなぁ。
もうちょっと、俺がちゃんと来たらよかった。
翔「和は…？大丈夫…？」
智「まぁ、大丈夫でしょ。」
翔「俺のせいだ…」
智「ほんとにー。翔が甘えたさんだからだよー。笑
でも、そんな心配することないよ。この前扁桃腺腫れた時に次隠したらどうなるかわかってるよね？って言ってあるからさ。笑」
「智兄、いつの間にそんな恐ろしいことを…」
智「へへへ。でも、悪化するよりましでしょー？」
「まあねー笑笑」
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鈴山あかり - お身体に気をつけて頑張ってください。更新後も楽しみに待ってます。 (2017年5月7日 8時) (
レス) id: 9dee565036 (このIDを非表示/違反報告)
鈴山あかり - すごく面白かった。 (2017年5月6日 14時) (レス) id: 12f85cd8d0 (このIDを非表示/違反報告)
ﾏｰﾒｲﾄﾞ - 何回も読みたくなるほど、素晴らしい作品で私のお気に入りです!!更新楽しみに待ってます♪身体に気を付けて頑張ってください(^^)応援しています(^o^)/ (2017年3月22日 0時) (携帯から) (レス) id: fa8cf9b19a (このIDを非表示/違反報告)
翔音(プロフ) - 大宮沙彩さん» わかりました！ありがとうございます！楽しみにしています！！ (2016年12月26日 18時) (レス) id: 70349bbe39 (このIDを非表示/違反報告)
大宮沙彩(プロフ) - 翔音さん リクエストありがとうございます！わかりました！少し遅くなるかもしれませんがお待ちください！ (2016年12月25日 18時) (レス) id: 4928dc91b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大宮沙彩 | 作成日時：2016年12月1日 0時
