#34 感染性胃腸炎6 ページ34
〜和サイド〜
今日はこのままここで泊まっちゃおうかな。
そんなことを考えていた時だった。
翔「智兄…？」
あ、翔兄起きたかな。
「ごめん、智兄じゃなくて和だけど…^^;」
翔「…ここどこ？え…？病室…？」
「そう。お家帰ってから容体悪化してまた戻ってくるの大変でしょ？それに、智兄が専門なんだから近くにいた方が安心でしょ？」
翔「聞いてないもん…ぁ…」
そう言って口に手をやった翔兄の口元にすかさずガーグルベースを差し出す。
まだ気持ち悪いの続くだろうなぁ、可哀想に…。
翔「もうやだ…。」
涙目で訴えかける翔兄だけど、こんな状態で家帰ったら大変だよー。
とりあえず、智兄呼ぶか。
「まって、翔兄。智兄呼ぶから。」
そう言って、立ち上がると腕を掴まれた。
なるほど、ここから出るなと…笑
しょうがないから、ナースコールをしてみることに。
もし、誰か看護師さんが来たら智兄呼んでもらえばいっか。
そう思いながら待ってると、見えたシルエットは智兄。
智「どーしたの、翔。そんな目うるうるさせて。」
「智兄でよかったー。
さっき、気分悪くなったみたいで。それに、勝手にここまで運んだからご機嫌斜め。」
智「あらら。とりあえず汚物片付けてくるね。翔、ちゃんとうがいしようね。」
「あ、智兄、俺行くから翔兄の相手してあげて。笑」
智「ありがとうね。」
翔「帰りたい…智兄…ねぇ。」
智「僕専門なんだからー。近くいた方が安心でしょ？」
翔「うーん…」
智「治ったらすぐお家帰れるから、ね？」
翔「いつ治る…？」
智「翔は胃腸炎の人にどれくらいって言ってんのよー笑
典型的な胃腸炎なんだから、想像つくでしょー？笑」
翔「うん。」
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病室に帰ってくると、翔兄はまたぐっすり眠ってた。
「また寝たのね。俺今日はここ泊まるよ。」
智「それはありがたい。まあ、なんかあったら呼んで。多分、ここ最近の疲労でしばらくは目覚まさないと思うけど。」
「そうだね。誰かに頼んで着替えとか持ってきてもらおうかな。」
智「雅が持ってくるって。さっきLINEきてたよ。」
「そう、なら待ってよっと。」
智「てか、和本当にうつらないでね？」
「わかってるよー。」
いやでもまあ、気をつけておかないとね。
俺まで倒れたら元も子もないからね^^;
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鈴山あかり - お身体に気をつけて頑張ってください。更新後も楽しみに待ってます。 (2017年5月7日 8時) (
レス) id: 9dee565036 (このIDを非表示/違反報告)
鈴山あかり - すごく面白かった。 (2017年5月6日 14時) (レス) id: 12f85cd8d0 (このIDを非表示/違反報告)
ﾏｰﾒｲﾄﾞ - 何回も読みたくなるほど、素晴らしい作品で私のお気に入りです!!更新楽しみに待ってます♪身体に気を付けて頑張ってください(^^)応援しています(^o^)/ (2017年3月22日 0時) (携帯から) (レス) id: fa8cf9b19a (このIDを非表示/違反報告)
翔音(プロフ) - 大宮沙彩さん» わかりました！ありがとうございます！楽しみにしています！！ (2016年12月26日 18時) (レス) id: 70349bbe39 (このIDを非表示/違反報告)
大宮沙彩(プロフ) - 翔音さん リクエストありがとうございます！わかりました！少し遅くなるかもしれませんがお待ちください！ (2016年12月25日 18時) (レス) id: 4928dc91b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大宮沙彩 | 作成日時：2016年12月1日 0時
