*ARS*お医者さんのにぃは病院嫌い８ (ページ7)

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花粉症 (潤) 7 ページ7

潤side

目を開けると何故か部屋の中に居て

自分の家だと気付くのにそう時間はかからなかった

智「じゅーん、起きた?大丈夫?」

潤「ん、だい、じょぶ…」

智「あぁ～っ、ダメだよー。目、痒かったの?
言ってくれれば、目薬も処方したのにー」

そんな事、言われたって
また診察されるのなんてやだし

くしゃみは、幾分ましになったものの
今度は目の痒み……

潤「………かゆい…んんっ!!」

和「じゅーんくん、ダーメ
目薬さすとき痛くなっちゃうよ?」

そう言った和にぃは目を掻いてた俺の手を俺を抱きしめるかのように静止させる

あぁーっ、かゆいっ
泣いちゃうくらい、かゆすぎる……

和「泣かないのー。
明日、智にぃが目薬処方してくれるからね」

潤「んっ、んーんっ!!も、やっ……」

和「うんうん、やだねー。
でも、ピークは過ぎてると思うよ。だから、もう少しの我慢
ほらっ、鼻水も出ちゃってるから～」

雅「はいっ、夕飯準備完了したよー」

翔「だってよー、潤。
雅紀が作ってくれたってー」

潤「……らない……」

和side

説得を試みるものの、食べれない、いらないの繰り返しで……

和「じゃ、和にぃは食べてくるからここで大人しくしててね」

潤「…だ……ここ、いて……」

潤を固定していた手を離しテーブルにつこうとしたとき誰かに服の裾を握られ動けなくなった(笑)

和「いうこと聞けない人の言うことは聞きません」

潤「や、か…ずに…ずに……
……べる、たべるから……」

やっと食べてくれるって言ってくれた

智「お利口だね～、潤
ちょっとでもいいから食べるんだよ～」

いつもの潤が食べる量より半分くらい少ないけどそれでも食べた方だよね

もう、眠気がピークに達してる(笑)

和「じゅーん。お部屋行って寝ようか、ね?」

和にぃも一緒って言ってくれた甘々な潤くん

そりゃ、そんな顔して言われたら断れないよねー(笑)

潤を連れてリビングを出ると、潤は自分の布団を僕の部屋に持ってきて……
ほんと、かわいい(笑)

いつもは、もっとツンツンって言うのかな?
そんな感じだから今日の潤くんは貴重だよ(笑)

翌日は、智にぃから目薬を貰っていて満足そうな潤だったけど……
目薬をした途端にもう俺これいらないって智にぃに返してた(笑)

まぁ、僕らの居ないところで掻いてたりしてると思うから結構傷ついてたんだろうね……(苦笑)

花粉症とは一生付き合っていかないといけないけど、頑張ろうね潤くん