過労 (智) 7 ページ34
雅side
智にぃの手を引いて自室へやってきた
もう涙がポロポロ溢れてきちゃって……
雅「さとに?もう泣かないの、ね?スーハーしてごらん?」
智「んっ、ん。すっ……ふぅー……すー…」
嗚咽混じりだけど上手く出来たみたい
息は整ってきたけどまだまだ話せる状態じゃないかも……
ちょっと早いけど、このまま寝かせて明日にでもお話聞こうかな
智にぃも疲れちゃっただろうしね
雅「もう眠くなっちゃったね〜。寝よっか」
智「んーん。ねなっ、い」
雅「えー。一緒に寝ようよー、ね?」
ほら、布団で寝よぉ
俺がベッドにゴロンと寝ると隣にくっついてきた
睡眠薬よりいい薬が4人もいるのにねー(笑)
智にぃは長男だから甘えるのも慣れてないのかな?
雅「お話は明日ゆっくりしようか。智にぃもお休みして俺と一緒にいよーよ。ゴロゴロしよう!!」
智「ん。ふふっ(笑)」
途中潤が様子見に来てくれたけど状態を察してくれてお願いねっていうジェスチャーをして静かにドアを閉めた
翔にぃも疲れちゃっただろうしゆっくり寝てほしいな
いつの間にか智にぃは隣で寝ていて……
良かった…
薬なくても眠れるじゃん
仕事の影響で眠れなくなることは多いけどね
薬に頼ってるとさ依存しちゃうから、やっぱりなるべくは使わない方がいいよ
俺も寝ちゃいそうだけど一応報告ということで、智にぃを起こさないように布団から出てリビングへと戻る
翔「あっ、雅紀…。寝ちゃった?」
雅「うん。ぐっすり。寝不足だったんじゃないかな。
だから、明日また話聞いてあげて?」
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作者名：櫻@宮
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/hp/
作成日時：2013年12月26日 21時
