過労 (智) 1 ﾘｸ ページ28
智side
最初はちょっと疲れてるかな〜って感じる程度だった……
毎日激務を終えて家に帰ってくるとおかえりーって言ってくれる家族がいて
それだけで僕は元気になれた
和「ふふっ(笑)どうしたの、智にぃ」
智「んふふ。家族っていいよね〜」
今日は、潤が当直みたいで昨日作り置きしてくれたご飯を温め直してみんなで食事をした
翔「え?智にぃ、もういらないの?全然たべてないじゃん」
智「僕、休憩時にお菓子食べまくっちゃったんだよね。
お腹空いてないや」
そうなの?って疑いの目をしている翔
まぁ、半分嘘で半分ほんと
お菓子なんか食べまくってない……
ただ、食欲がないな〜って感じるだけ
それに加えて少し倦怠感があるし…
雅「大丈夫?どっか具合悪いの?」
智「いやいや。大丈夫。具合は悪くないよ(笑)
でも、今日はもう寝ようかな。
明日、少し早く出ないといけないから」
和「うん。そうした方がいいよ」
翔「そうだな……。寝た方がいいよ、智にぃ」
智「ありがと。おやすみ」
そう言って自室に入る
あー、クラクラする……
まともにご飯食べてないから貧血気味
今日の朝だってごまかして食べたふりをして、お昼は一口も食べてない
とりあえず、足の下に枕を入れ少し高くする
最近、ベッドに入っても上手く眠る事も出来ないから弟妹には内緒で睡眠薬貰ってきて毎晩飲んでる
まぁ、僕のカルテには記入してあるわけで……
見つかるのも時間の問題だね
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作者名：櫻@宮
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/hp/
作成日時：2013年12月26日 21時
