悲劇多発？ (雅紀×和也) 8 ページ23
雅side
んんっ、ふあーぁ
もう、朝か……
カーテンから差し込む光で目が覚めた
隣には、智にぃ
ずっとついててくれたのかな?
隣の和を見るとおでこに冷えピタが貼ってある
熱でも出たのかな?
微熱程度ならいいけど…
高熱とかなら可哀想……
俺はもう一切吐き気がしない
良かったぁ……
昨日はほんと、死ぬかと思った
智「んんっ?うぁ、おはよぉー」
雅「あひゃ!おはよー。和、熱あるの?」
智「んー?うん。昨日計った時に少しね。
でも、もう下がってると思うから大丈夫だよ」
そっかそっか
良かった
智「雅紀はもう大丈夫?」
雅「うん。まぁ、まだ痛いけどね。とりあえず昨日よりはマシ。
ありがとね、智にぃ」
昨日だって普通に仕事でさ、疲れてるはずなのにそんな顔一切見せなくて……
余計な仕事増やしちゃったんだろうな
潤「あれ?もう起きてたの?
どう?身体は。もう、薬はいらない?」
智「いるー?雅紀(笑)」
雅「も、もういいや。我慢します」
あんな思いはしたくないしね(笑)
潤「あれは強いのだったから弱いのも入れられるよ?」
雅「えー。……こわいもん」
弱くてもさ、副作用はあるわけだし。また吐くのなんて絶対やだ
潤「そんなに心配しなくても大丈夫だよ。稀に出るだけだからさ」
と、結局投薬された
智「僕仕事だから行くね?翔が休みだからもう少しで来ると思うから。いい子にしてるんだよ?(笑)」
俺の頭をポンポンと二回優しく撫でてから、和の様子を診て病室を出て行った
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作者名：櫻@宮
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/hp/
作成日時：2013年12月26日 21時
