*ARS*お医者さんのにぃは病院嫌い８ (ページ2)

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花粉症 (潤) 2 ページ2

智side

やっとちゃんとした休憩が取れたのはお昼過ぎ……

だって、今日の外来スッゴい混んでんだもん…

ふぅ……
さてと……
潤はいつ来るかな?(笑)

と、そう思っているとPHSが鳴り響いた

何だ何だ?
呼び出しー?

智「はい、大野です」

和「僕だよー。和。
可愛い可愛い潤くんがこっちに来てますけど～(笑)
今、休憩?」

智「うん、休憩だけど……
なに?潤、和のとこにいるの?」

和「そうそう。で、この子どうしようか悩んでるとこ(笑)」

智「じゃあ、こっちに来るように言ってくれる?」

和「はいはーい、了解」

え?何で、和のところ?(笑)
和んとこ行ったって薬貰えないのに……

数分医局で待ってると潤を連れた和もやってきた

智「何で和まで一緒?(笑)てか、大丈夫なの?外来とかさ」

和「大丈夫。今日、僕外来じゃないから。
じゃ、潤。しっかり、治してもらうんだよ」

潤「ま、まって……俺も、一緒に行く……」

智「だーめ。潤は、薬貰いに来たんでしょ?
とりあえず、本当に花粉症かだけ検査しようか。ね?」

逃げようとした潤をすかさず止める。
だってねー。せっかくここまで来たんだからさ、検査頑張ろうよ～

潤「やだ……やりたくない……和にぃ……」

和「んー?(笑)検査だって。潤だったら頑張れるよね?」

潤「……ｸｼｮﾝｯ…ｸｼｮﾝｯ………くすり、だけ頂戴…」

それはね………医者としては無理なお願いだ(笑)

まぁ、間違いなく花粉症だろうけど他の病気だったら困るでしょ?

今日は、時間がないから強制的に検査しよう(笑)

智「かずー、潤の腕抑えてて。そのまま、血液検査だけしちゃうから」

潤「えっ??!や、やだっ!!…たいのしないっ!!
はなせよ!!やめろっ!!さわんな、バカバカバカっ」

智「そんなに、和を叩かないのー。
ほらっ、もう終わり。結果までに少しかかるから待っててね」