*ARS*お医者さんのにぃは病院嫌い８ (ページ1)

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花粉症 (潤) 1 ﾘｸページ1

智side

『ﾊｯｸｼｮﾝｯ……ｸｼｮﾝｯ……』

夜中、潤の部屋から聞こえてきたくしゃみ

それも、何回も何回も……(苦笑)

いつもは、春とか秋が多いんだけど……
今年は、冬にも花粉症が流行るらしいからアレルギーの人は困るよね……

智「じゅん?大丈夫?」

潤「ﾊｯｸｼｮﾝｯ……げほっげほっ……
ごめっ……起こしちゃった?」

智「大丈夫。部屋で、やることやってたから」

潤「ん……ﾊｧﾊｧ……ﾊｯｸｼｮﾝ……
だいじょーぶだから……もう、寝ないと……」

智「うん、分かった。もう、寝るね。
何かあったらちゃんと言うんだよ?」

そう言って部屋を出る
まだ中からはくしゃみを連発する音が聞こえてくる

また、睡眠不足にならなきゃいいけど……

・

・

翌朝

もう、全然眠れませんでしたって顔して起きてきた潤

目の下はくっきりと隈が出来ていて……

雅「うわっ……潤、だいじょーぶ?」

潤「う゛ん。だ、じょぶ……ﾊｯ…ｸｼｮﾝｯ
あ゛ーー、鼻水がっ……
誰か、ティッシューー」

翔「はいよっ!!
病院行って薬処方して貰った方がいいと思うよ」

潤「ｽﾞｽﾞｯ……もう、薬ある」

どうせ、薬局で買ってきた薬でしょ?

薬局で売ってるのは、第一次抗ヒスタミン薬で
病院のと比べると少し弱い薬

智「薬局での薬なんて、潤みたいな重度の花粉症の人は効かない人がほとんどでしょ?
僕が、処方箋出してあげるから……
だから、休憩時間にでも僕のところ来て。
そしたら、第二次抗ヒスタミン薬処方してあげるからね」

潤「ん……ﾊｯｸｼｮﾝｯ……分かった……」

渋々了承してくれた潤

これで、今日の夜はしっかりとした睡眠がとれるかな?