*ARS*お医者さんのにぃは病院嫌い５ (ページ45)

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ストレス (潤) 6 ページ45

智side

病院行くことは納得してくれたけど
診察拒否るかもしれないから覚悟しといてね?(笑)

先ほど、翔から届いたメール

診察拒否したら意味ないのにね～

今回の潤くんは相当酷いなー
Aももう元気なはずだけど、一応診といた方がいいもんね?

とりあえず翔たちの順番がくるまでは普通に診察を続ける

看「次の患者さん
先生のご兄妹ですよ?私は退出した方がいいですか?」

僕らの兄妹が病院嫌いな事を知っているせいか
すごく気を使ってくれるの、うちの看護師

智「うん、そうしてもらえると助かる
ごめんね」

看「いえいえ、何かあったら呼んで下さい
では、呼んだら休憩室に行くので」

“大野潤さーん、大野Aさーん
第三診察室へどうぞー”

そう言って診察室を出て行った看護師さん

呼んでから数分経ってもやってこない翔たち

診察室から出て待合室を見ると
手こずってる翔の姿が見えた

まぁ、潤たちの診察でラストだから
時間が掛かっても大丈夫なんだけどさ…(笑)

智「じゅーん、Aー?」

翔「あっ、さとに
ごめん。こいつら一歩も動こうとしないの」

智「無理やりでも、診察室にだけはいれよ?(笑)
僕は、A抱っこしていくから
翔は潤お願いね」

流石に僕より大きい潤を抱っこするのは
無理だからね

「ん、ん………や、だの……」

智「うんうん、やだねー
翔も潤もいるからだいじょーぶだよ～」

手に負えなかったら
和か雅紀にでも来てもらおう(笑)

あ、でも今日は忙しいから小児科じゃなくて
内科の僕のところ来たのか……

それじゃあ、僕らで頑張るしかないよね

酷く下してるから、脱水してないかが心配…

潤「……なして………か…」

翔「ごめんね～、ばかなお兄ちゃんで(笑)」

智「お疲れ、翔
さて、どっちから診察する?」

翔「ん～、Aのが多分すぐ終わるから
Aからにしちゃって?」

りょーかいと答えた僕は
Aの診察から始めることに