記憶喪失!? 2 ページ32
和side
Aの様子がおかしいと思ったのは
あれから一週間経とうとしていた頃…
それに比例して智にぃや翔にぃ、雅にぃや潤の態度もおかしい
なんかイライラしてる感じ?
Aだって最近食欲がなくなってきてる
今目の前にいるAだけどフラフラしてて倒れちゃいそう……
「……ﾊｧﾊｧ……んっ……」
バタンッ
ほらっ、言わんこっちゃない
和「A?!大丈夫?にぃの声聞こえる?」
「・・・・・・・」
ダメだ……
意識飛んでる
とりあえず救急車!!
救急車を要請し僕は付き添いで乗った
『栄養失調ギリギリですね』
先生に言われた言葉
それはもう見れば分かるよ……
まだまだ小さなAはさらに小さくなったように見える
和「A〜、分かる?和にぃだよー」
病室に移されたAだけど
何度呼びかけても目を覚まさない
今日はもう目、覚めないかな?
僕は病室で一緒に寝る許可をもらいAの手を繋ながらベッドに突っ伏した
明日には目覚めてるといいな……
そして、にぃと潤には事情聴取といきますか……
Aがこんな風になったのは
絶対あの人等のせいだから……
仕事のストレスをAにあてないでほしいね……
僕がもう少し気をつけてたら……
こんな事になんなかったのかな
にぃ達への苛立ちよりも
自分の無力さに腹が立ってくるよ……
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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作者名：櫻@宮
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/hp/
作成日時：2013年9月30日 0時
