*ARS*お医者さんのにぃは病院嫌い２ (ページ9)

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火傷 4 ページ9

雅side

休憩中

比較的今日は急患もいなくステーションで
ボーッとしてたらPHSが鳴った

雅「はい、大野雅紀です。」

和『あ、雅にぃ?暇だったら処置室来てほしいんだけど、来れる?』

雅「え、うん来れるけど……
急患来たの?」

和『まぁ、急患っちゃ急患だけど…(笑)
Aがさ、火傷しちゃって

処置したらふてくされて……

雅にぃなんとかして…^^;』

了解と言ってステーションに一言声を掛け処置室に向かった

ここからそう遠くないから1、2分で着けた

和「雅にぃ、ごめん急に呼び出して……

それで、ご覧の通り。」

雅「あらら^^;
A～、こっち向いて～」

そう言い背中に触ろうとするけど……

「やっ!!!
触らないでぇ!!」

触れさせようともしない

これはどうしたらいいのかな?

雅「Aちゃん♪

痛かったね～
でも、Aちゃん強いから頑張れたんだよね?

よしよし(撫)
偉かったね～

今はもう、痛いことしないからさ
こっち向いてよ～

おにぃ、Aの顔見えなくて悲しいな～」

そっと撫でてやると拒否はしてこなかった

相変わらずそっぽ向いてるけど…(笑)

「んっ、ふぇ………
痛かった……(泣)」

雅「うんうん、
火傷痛いよね～」

「ｸﾞｽｯ……(泣)」

雅「泣かないの～
ほらっ、にぃがｷﾞｭｯってしてあげるからおいで」

手を広げ来るのを待っているとガバッととんできた

雅「偉かった、偉かった(撫)」

背中をトントンしていると可愛い寝息をたてていた

和「流石雅にぃ!!
ありがとう。」

雅「これぐらい、和にも出来ただろ?(笑)
それじゃ、ほいっAよろしく!!
俺、戻るから」

腕時計を見ながら結構時間が経っている事に気づきステーションに急いで戻った