*ARS*お医者さんのにぃは病院嫌い２ (ページ43)

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高熱 (和也) 7 ページ43

智side

和「え?僕、入院するの!?」

そんなマヌケな声が病室に響いた

翔「当たり前だろ!!骨折に高熱だぞ?」

和「僕、熱なんてない!!家、帰る」

そんな顔されても説得力ないよ(笑)

翔「ダメです。主治医のいうことを聞きなさいよ。最低でも、２日は入院だよ和

今日は、俺が一緒に病室にいてやるから」

翔がそういうと渋々了承してくれた

ま、病室に一人きりは寂しいもんね

和「……ﾊｧﾊｧ………さと、に……」

智「ん?なーに?」

和「……んーん……何でもない」

急に呼ばれたと思ったら、何でもないって言われた

何でもないわけないのにね(笑)

そっと、和の側によってお腹や頭を撫でるとすーっと眠りについていった

誰かの温もりを感じると自然に安心できるんだよね

翔「流石智にぃ^^何でも分かってるね」

智「そうかな?」

翔「ははっ(笑)やっぱ智にぃには敵わねーや。
俺は、和の様子見るために今日は泊まるから」

智「うん、分かった。翔も無理しないでよー(笑)」

そう言って、雅紀、潤、Aを連れ家に帰った

あれから、２日が経ち和の熱は下がった

今は退院手続きをしてるところ

潤「和にぃ…ちょっとは落ち着きなよ(笑)」

和「だって、久々に家帰れるじゃん!!
病院食、味薄くて不味いんだもん…

潤の料理上手いし…」

そう言われた潤は顔を真っ赤にしていた

「和にぃ…もう大丈夫なの?」

和「大丈夫だよ
まだ、足は治らないけど、ありがとねA」

Aはにこにこしながら和に抱きついていた

翔「退院しても、大丈夫だよ」

そう言って、病室に入ってきた翔

和「よっし…早く帰ろ!!」

松葉杖をつきながら病室を出ていった

やっぱり、元気が一番だね^^

和に笑顔が戻ってほんと良かった