*ARS*お医者さんのにぃは病院嫌い２ (ページ5)

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交通事故 (貴方・和也) 14 ページ5

智side

智「A～
・・・・ふふっ、寝てる」

休憩時間、Aの病室に静かに入ると
寝息をたてて眠っていた

その横にも和がベッドに突っ伏した状態で寝てる

あ～あ、せっかく会いに来たのに……

ま、弟と妹の寝顔見れたからよしとするか(笑)

やっぱ可愛いね

和にもやっと笑顔が戻ってきた

Aの存在はにぃ達にとって大きなものだからね

もう二度とこんな事が起こらないように注意しないとね

和とAの髪を起こさないよう
そっと撫でて病室を出た

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あれからというもの和は、無事退院した

まだ、仕事復帰は無理だから家でお留守番

って言ってもだいたいAの病室にいることが多い

Aも順調に回復していってついに退院日がきた

「早くかえろー」

朝からこんな状態だけど
退院は午後ですからね～(笑)

智「まだです～(笑)
12時過ぎまでは病院にいないとね」

“おそい～”とか言ってるから
暇つぶしに中庭へ

「やった♪
早く行こ!!。

ほら～、智にぃおそーい」

智「あー、ごめん、ごめん
A～、ちゃんと手繋がないと」

Aと手を繋ぎ中庭へ向かった

案外広いんだね

楽しいことをしていれば時間が過ぎるのは早いね

もう、11時42分だよ

智「A～、そろそろ病室戻るよ」

「まだ～」

智「家に帰らないんだね

智にぃ先帰っちゃうよ(笑)」

「やっ、行くー!!」

こっちに向かって走ってきた

そして、僕が広げた腕の中にすっぽり(笑)

そのまま抱っこで病室に

翔「おそいよー

あなたたちは家に帰りたくないのか!!」

と翔から説教を受け

退院手続きが、終わったから退院

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家でもすごく甘えさせてもらってた

「やっぱ潤にぃの料理が一番だね^^」

僕らにはAの笑顔が一番だよ

リビングはまた笑顔が絶えなく会話が広がっていた