*ARS*お医者さんのにぃは病院嫌い２ (ページ18)

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風邪 2 ページ18

雅side

和「もう、智にぃ出たんですか?」

智にぃが出勤したことを皆に伝えるとびっくりしていた

いつもあんなにマイペースなあの智にぃが?!

みたいな(笑)

潤以外仕事に出勤して、俺は今担当患者さんの朝のバイタルチェック中

雅「次は……しずくちゃんと拓くんの病室か」

そう言って二人が待つ病室へ

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

雅「しずくちゃ～ん、拓くーん、おはよー♪」

し「あっ、まーくん!!おはよー」

おっ、今日は調子が良さそうだね～

雅「まーくんじゃなくて雅紀先生だろー?」

し「んーん、まーくん!!」

雅「はぁ…まぁいっか…
しずくちゃん、体温計っといてね。はいっ」

しずくちゃんに体温計を渡すと
今日はまだ一回も声を聞いていない拓くんの元へ

雅「拓くーん?どうしたの?」

拓「んっ……まーくんだっこぉ(泣)」

こちらはご機嫌ななめだねー

なんか体温も異常に高い気がするし……

し「鳴ったー、
えーっと…さん....ろく.....よん?」

36.4だね(笑)

拓くんは…

ゲッ…37.5

これは、上がるよね～

雅「拓くん、暑い?寒い?」

拓「さむいーー(泣)」

雅「そっかそっかぁ
じゃ、毛布持ってくるね」

拓くんをベッドに下ろし毛布を持ってくることにした

・

・

俺が病室に戻ると拓くんはもう寝ていた

毛布を増やし、持ってきた点滴を腕に刺すと病室を出た

なんか、俺まで寒気がするよ……

終わるまでもってくれよ、俺の体!!