腹痛 2 ページ10
和side
智「かず、よろしくね?」
そう、智にぃに言われたのでとりあえず夕飯を食べてからAの部屋へと向かった。
ほんとに寝てるみたいでベッドに横になってる。
熱は〜、んー、ちょっとあるかも。
タイミングよく、Aが起きて、
でも、すっごくグズってる。
聞いてみれば、お腹が痛いらしくて…。
「ん〜っ！やぁ、の！！にぃーーーっ！」
和「もぉ〜、そんなに叫ばないのー(笑)
じゃあ、雅にぃ呼ぶ?智にぃでもいいよ?」
「ま、にぃ…」
和「ん、呼ぼうね」
早速雅にぃを呼べばすぐに来てくれて、「どうしたの〜」って。
「まぁ、に…」
雅「ん〜?お腹痛いの?」
Aの様子をみただけでわかっちゃうなんてさすが。
こういうところは、尊敬するよ(笑)
雅「あひゃ、じゃあ和にぃに診てもらわなきゃね〜。
Aは雅にぃと手繋いでようね」
固定も兼ねてご機嫌をとってるから、その間に触診。
「ぎゃーっ。はなしてー！やー、たい〜っ」
雅「よしよし、もうすぐ終わるからね」
あ〜、こりゃ結構溜まってるわ…。
そりゃ、食欲なくなるし痛くなるわけだよね。
和「ん、はい、終わり」
「ふぇっ、ふぇーーんっ！」
雅「よしよし、よく頑張ったね〜」
和「明日辺り病院行ったほうがよさそう。
結構溜まってるっぽいから、家じゃ処置できないわ」
雅にぃに抱かれてるAはまだまだご機嫌ナナメ。
雅「リビング行って、機嫌直そうか」
Aの頭をポンポンしながら、部屋を出て行ったので
僕もそのあとに続いた。
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作者名：櫻@宮
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/hp/
作成日時：2015年2月2日 7時
