腹痛 1ﾘｸ ページ9
ん、んんっ……。
一昨日辺りから腹痛が酷い。
さっき、治まったかと思えばまた波がきて
毎日毎日その繰り返し。
原因だって、わかってる。
にぃに言えば薬も貰えるだろうし、でも
こんな恥ずかしいこと絶対に言えない。
だから、今は市販の薬を買ってなんとか過ごしてるけど
バレるのも時間の問題だな……。
潤「A〜。夕飯できたからおりておいで〜」
そう声がかかったので仕方がなく起きてリビングへと行く。
もちろん?
こんな状態だから満足にご飯も食べられなくてイライラ。
翔「A?具合悪い?」
「んーん、だいじょうぶ…っ。
おなか、空いてないから…もう寝る」
今日に限ってみんな定時で帰ってきてて、
怪しそうな目で見てたけど、今はゆっくり寝たい。
「ごちそうさまでした…おやすみ」
そう言って自室に入り布団を被る。
ちょうど痛みもなくなった頃で、いつの間にか眠りに落ちてて
気づいたら隣に和にぃがいた。
和「あ、ごめんね?起こしちゃったね」
「…ずにぃ…」
和「ん?」
「……んでもなっ…」
和「なんでもなくないでしょ〜(笑)」
「……っこぉー!!」
和「そんなに怒るなって(笑)」
だって、痛いんだもん。
お腹痛いんだもん。
和「ん?お腹痛いの?」
「…っ、ん、ん、たい」
和「そっかそっか。今も、まだ痛い?」
「ん、…たい」
和「じゃあ、和にぃがポンポン診てあげるね。
はい、ゴローン」
「や、やぁーだ。…っこなの、だっこ。やぁーーーっ」
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作者名：櫻@宮
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/hp/
作成日時：2015年2月2日 7時
