口内炎 (潤) 5 ページ37
翔side
俺的には、専門の先生に診てもらって治療した方がいいと思うけど
潤がそれに納得すると思う?
あの潤がさ…。
絶対やだって…
潤「…れ、できるよ、がんばるもん」
…………、思ったより早く納得してくれた。
なんか、寂しいような…なんとも言えない気持ち(笑)
翔「じゃー、潤一人でも大丈夫?」
潤「…れは、だめっ!!」
翔「ん、わかった。俺が休みのこの日でいい?」
俺と潤の休みが重なってる、明後日に治療することになった。
口内炎だから、歯科?それとも口腔外科?
和「僕的には、歯科がいいと思うよ。
器具もそろってるしね」
和の助言で、櫻野総合病院の歯科医院を受診することに決まった。
翔「俺がついてってあげるから頑張ろうね?」
潤「ん、うん…」
今回泣き言も言わずいつもの潤とは別人みたい。
とりあえず明日予約しとかなきゃ。
結構人気あるみたいだし、混んでるから。
そして当日。
無事予約もできて、順番待ちをしていればすぐに名前を呼ばれた。
今日もぐずるかと思えばすんなりついてきてくれてびっくり。
まぁ、いつもよりテンションは低いけどそれだけならまだマシだね。
いつもなら「いやぁー」って泣き叫ぶのに。
翔「俺、ここで待ってようか?」
恥ずかしいかなっと思って言ってみれば
フルフルと首を横に振る。
潤「んっ、…」
手をギュって握ってきたから握り返す。
やっぱ、少しは怖いんだね?
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作者名：櫻@宮
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/hp/
作成日時：2015年2月2日 7時
