*ARS*お医者さんのにぃは病院嫌い14 (ページ24)

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インフルエンザ 8 ページ24

潤side

さっきまでは、喋れるほど余裕があったのに
今はぐったり。

熱もバンバン上がってきて、はぁはぁと肩で息をしている。

雅にぃと和にぃは仲良く寝てるものの、
時折辛そうな声を出してて…。

これさ、俺らより酷いんじゃない?

翔「A～。ちょっとおっきして、お水飲もうか」

「んっ、んーっ！やぁ～。ふぇっ、うえーーん」

智「機嫌悪いね～。おいでー、抱っこしてあげる」

Aを抱いた智にぃは、トントンしながら部屋を歩き回る。

その間に水を用意しストローを差し、口元へと持っていけばチューっと吸ってくれた。

とりあえず、水分補給はこれで大丈夫。

あとは、寝るだけ！！
体力温存しなきゃね。

智にぃの腕の中で寝てしまったAは静かにベッドにおろされた。

それから、和室を覗いて一旦雅にぃを起こす。
雅にぃも水分補給しなきゃ。
汗で全部出ちゃうからね。

雅「ふぇっ?」

潤「ごめんねー、雅にぃ。お水飲もう?」

雅「…んー、やぁー、ねるぅー」

翔「まーさー。お水飲んだら寝ていいから、ね?」

雅「んっ、んぅー、…たぃー」

インフルだから、関節痛だろうね。
辛いもんなー。

翔「ん、痛いねー。さすってあげるから、な?」

雅「しょおに…」

雅にぃをうまく宥め、水を飲ませると約束通りさすってあげてた。

これなら、翔にぃパワーですぐに元気になれるね！(笑)