インフルエンザ 6 ページ22
翔side
ん…。
ここは……病院?
病院に来た覚えなんてないんだけど…。
雅「あれ、翔にぃ。おはよー。今日は顔色いいね♪」
翔「え、おれ…」
雅「まさか、覚えてないの〜?もー！大変だったんだよ！
４人が同時にインフルエンザになんてかかったんだから…」
「今日で入院して３日目だよ?」なんて衝撃なことを、軽く言いやがった(笑)
ほんと、何も覚えてないんだけど…。
まぁ、周りを見れば３人が寝ている。
Aもソファで寝てるし…。
なんとなく、顔色悪い…ような…。
雅紀もフラフラしてないか…?
翔「…まさ、き?」
雅「んー?どうしたの?」
翔「…ん、いや、何でもない」
とりあえず様子見ってことで……。
雅「一応今日退院になってるけど…もう１日入院する?」
翔「いや、帰ります。帰らせてください」
退院なら、ちょうどいいね。
みんなにも相談して、協力してもらおう。
時間が経てば各々起き始め、みんなが起きたのはお昼過ぎ。
雅「……ごは、もってくる、ね?」
そう言って出て行った雅紀。
あんなの、誰が見ても一目瞭然。
“ガッシャーン”
そんな音が聞こえたのは、兄弟で話し合ってるとき。
智「僕、みてくるね」
そう言って出て行った智にぃも数分後には、雅紀と何事もなかったかのように病室に戻ってきた。
智にぃを見ても、ふにゃって笑うだけ(笑)
雅「退院手続きしてきたよ〜…」
和「じゃー、早く帰ろ！！はーやーくーぅ」
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作者名：櫻@宮
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/hp/
作成日時：2015年2月2日 7時
