インフルエンザ 2 ページ18
智side
両方同時に熱を出してしまって大変な事に。
翔は今朝呼び出され
今看病できるのは僕と雅紀。
でもね、僕もね、実をいうとくらくらする。
二人ほどではないけどね…。
そうなると、考えられるのはインフルエンザ。
こんな、感染が強く今の時期流行るのはそれしか考えられない。
智「…まさき?雅紀は大丈夫なの?」
雅「え?」
智「具合悪いとか…ない?」
雅「んっ!!俺はだいじょーぶ」
そっか…。
それならよかった。
これ以上感染広げられないから…。
和「ふぇーーっん。うわーん!!」
智「泣かないの〜。大丈夫、だいじょーぶ」
潤「んっ、うぇーん!!」
雅「んー?どうしたの〜」
家は、大合唱(笑)
泣き声が響いてて、すごいことに…。
お願いだから、泣き止んで…。
智「…っ、うぅ…」
雅「え、さ、智にぃ!?」
頭痛に我慢ができなくてその場に座る。
ほんとは、心配かけちゃダメなんだろうけど。
和「…とに?さとにー、っ、ん、ふぇ」
潤「さとにぃー、やー、やっ、ん、」
雅「大丈夫だいじょーぶ。だから、しーだよ?
智にぃ疲れちゃったんだって」
和「…ん、ねん、ね?」
雅「そうそう。ねんねするから、しーね?」
雅紀がそう言えば途端に静まり返る。
あー、少しは楽になった。
雅「病院には連絡いれとくね?」
智「ん、…ねがい…」
雅紀一人があの二人を看るなんて無理がある。
検査をするにも、最低２人は必要だし。
病院に行くなんて言ったら、それこそ手が付けられなくなっちゃう。
どうしようか…。
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作者名：櫻@宮
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/hp/
作成日時：2015年2月2日 7時
