*ARS*お医者さんのにぃは病院嫌い14 (ページ17)

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インフルエンザ 1 ﾘｸページ17

潤side

今年もこの季節がやってきた。
俺もね、多分それに感染してると思う。

昨日から、微熱が続きそれに加え関節痛に頭痛。

でも、今日はベッドから起き上がれないほど悪化。

雅「じゅ、じゅん!?どうしたの?大丈夫?」

潤「ん、だいじょぶ…」

雅「起き上がれる?あー、熱高そうだね…」

「和も熱出してるんだよ～」って衝撃の一言。

潤「俺は、だいじょぶだから…かず…」

雅「和は、智にぃが見てくれてるから大丈夫なの。
それより、一旦リビング行く?それとも、今日はここにいる?」

潤「…ごといく…」

俺の勝手な事情で休んだりするなんて
そんな無責任なことできないから…。

具合悪くても俺は医者だから、患者さん助けなきゃ…。

潤「…ん。うっ、」

雅「え、気持ち悪い!?吐きそう?」

近くにあったゴミ箱を手に取り俺の口元に持ってくる。

いきなり…
ほんとにいきなりだからびっくり(笑)

潤「…ぅえっ、うぅ、んっ、おえっ…」

雅「ん、よしよし。やっぱり今日は休もう」

「熱も高いし、患者さんにうつったら大変だもん」って、そんな事言われたら休むしかないじゃん…。

潤「んーっ、ん、」

雅「あひゃ、とりあえず下行こう」

フラフラで歩けない俺をおんぶして連れていってくれた。
こういうところ、紳士なんだからさ(笑)
感心しちゃうよね。

和「ふぇっ、さとにぃ～」

智「はーい。なによー、ここにいるでしょ?」

先にリビングにいた和にぃはグズグズ。
あーやって甘えられたらいいのになーなんて、熱のある頭で考えちゃう(笑)

雅にぃって、ほんと優しいからね。
滅多に怒らないから…。

潤「…さに…」

雅「んー?どうしたの?」

潤「………っ、ﾋｸｯ」