*ARS*お医者さんのにぃは病院嫌い11 (ページ44)

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さとくん、しょーちゃん 9 ページ44

智side

夕方にはすっかり熱も下がった僕。

まだ翔はダメそうだけど、僕は元気……

潤「まだ、微熱だからね。熱はあるんだよ?」

雅「ほらっ、大人しく寝てないとぶり返すよ」

智「いや、ほんとに僕大丈夫」

だーめって布団に戻される始末。
この数日、結構迷惑かけちゃってるし…
もう微熱なんだから、家事くらいいいじゃんかね?

雅「じゃあさ、翔にぃと一緒に寝てきてよ」

「それが智にぃの仕事!!」って言われちゃった。

……んじゃあ、お言葉に甘えて……。
和室に寝ている翔の隣に寝転ぶ。

寝過ぎて寝れないかなって思ってたんだけど身体は正直なんだね(笑)
寝ちゃったー。

起きた頃には隣に温もりがなくて…。

潤「やっと起きたね(笑)」

雅「やっぱ、寝て正解だね～」

って、さんざんバカにされた。

翔もすっかり顔色もよくなり明日には仕事に行けるはず。

翔「まー?これ、いや」

雅「だめー。食べなきゃ治らないからね」

目の前に置かれた雑炊。

智「……ちそうさま…」

雅「ん?あっ、だめー。これは、しっかり食べて?」

僕も食べれなさそうだったから数口食べて寝ようかななんて考えてたけど失敗。

その後は二人に監視されながら、ようやく完食。

雅「あひゃっ」

潤「今日は早めに寝ようか」

明日には元の身体に戻ってますように……。