さとくん、しょーちゃん 7 ページ42
潤side
ぐずぐずな翔ちゃんをなんとか着替えさせ水分をとらせる。
もーね、身体が怠すぎて動きたくないんだろうね。
それでも、ベッドに寝るのを嫌がって結局俺が膝枕(笑)
寝づらいと思うんだけどね。
泣いちゃいそうだったから、深い眠りにおちるまではね?
雅「どんな感じ?」
潤「和にぃは寝ちゃってる。翔にぃも、寝そうだけどねー。どうだろ…」
雅「こっちは、智にぃ寝たから大丈夫だよー。
潤、お風呂とかまだでしょ?入ってくれば?」
それまでみてるよっていつも通り優しい雅にぃ。
んー、でもなー起きたら大変じゃん。
雅「大丈夫、大丈夫。なんとかするからさ」
雅にぃの言葉に後押しをされ、うとうとしている翔にぃに気をつけて風呂場へと向かう。
まぁ、心配だからゆっくりは入れないけどね。
しばらくして湯に浸かっていると
「ふえぇ〜ん!!」
って声と雅にぃの宥める声。
やっぱり起きちゃったじゃん。
そんな大きな声で泣けばさ……
「うわぁーん!!」
ほらね?(笑)
とりあえずお湯から出てささっと服に着替える。
和「ん、よしよし。もう少しで来るから。しぃーだよ?」
雅「ほーらっ。俺いるよ?」
潤「ごめん、和にぃ。代わるよー」
和「じゃあ、お願い。僕、雅にぃみてくるから」
寝ていた人達全員起床(笑)
泣いてる人、２名。
翔「じゅ、ん、じゅん……ふぇ、」
潤「ごめん、ごめん。お風呂入ってたんだよー」
ぎゅってしがみついて離れない翔にぃ。
身体は正直で時々首がカクンってなるんだけど一向に寝ようとしない。
翔「…っちゃうもん」
潤「今日は大丈夫だよ。もう、どこも行かないからね」
違うとこでは、智にぃを宥める声が聞こえる。
まだ、泣き止んでないみたい。
でもさ、俺は今ここ離れられないからさ。
２人で頑張ってよ?(笑)
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作者名：櫻@宮
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/hp/
作成日時：2014年8月4日 22時
