*ARS*お医者さんのにぃは病院嫌い11 (ページ38)

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さとくん、しょーちゃん 3 ページ38

雅side

いくら説得しても、首を横に振ってイヤイヤする。

俺が来るまでずっとベッドでゴロゴロしてたらしいけど、来た途端拒否するんだもん(笑)

そんな恐いことしないよ?

僕はいいから先に翔を診てあげてって言ってる智にぃはスッゴい辛そう。

雅「ん、じゃあ智にぃはその後ね?先に翔にぃ診ちゃうから」

翔「ん～。……んなっ!!…ないで、いや、やー」

聴診からと思って翔にぃに近づけば「こっちにくるなっ」って。
でも、弱ってる翔にぃを固定するのは簡単なこと。

すぐに捕まえてサッと聴診を済ませる。
うん、まぁ泣き声であまり聴き取れなかったけどね(笑)

翔「まー、きらいー」

和「そういうこと言わないの」

翔「ふえぇ～……うえぇーん。
ごめ、なさっ…」

もう感情のコントロールが出来てないみたい。
怒ったり泣いたり、大変だね～。

雅「ん、だいじょ～ぶ。お熱測ろうねー」

その言葉に一旦止まってた涙は再度流れ出す。
耳式だからすぐ終わるからね～。

和にちょっとの間固定してもらってスッと耳に入れる。
急すぎてビックリしたのか身体を反らして「ぎゃーっ」って。

ごめん、ごめん。
びっくりしたね。もう終わりだからね。

翔「……ﾋｯｸ、ﾋｸｯ……ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ」

雅「はい、お利口さん。熱高すぎてこれじゃ寝れないと思うから座薬しちゃおうか」

薬準備してくるから体勢整えといてねー。

座薬を準備し終わり診察室へと戻るともう下着まで脱いじゃってる。

翔「…やっ、やぁ～…ふえぇ～ん」

和「ふぅ～だよ?力入れると痛くなったちゃうからね」

どんな言葉をかけても今の翔にぃの耳には入ってこないだろうから強行突破。

息を吐いた瞬間に挿入。
一瞬力が入って戻ってきそうだったけどなんとか阻止した(笑)

戻ってこないことを確認し、下着とズボンを元に戻すとすぐさま寝に入った。

これで、ゆっくり眠れるね。