不幸の連鎖 (雅紀) 6 ページ22
潤side
俺が病室に来たのは雅にぃがちょうど寝た頃。
潤「ごめんね、和にぃ。仕事始まってるよね?」
和「大丈夫、大丈夫。連絡いれて、午後からにしてもらったから」
外来だったらまずかったけど。とつけてした。
雅「ん、んんぅ……ｹﾎｯｹﾎｯ…んっ、ﾊｧﾊｧ…」
潤「だいぶ、寝ずらそうだね…」
和「結構重度な肺炎だったからね。数日すればよくなると思うけど…」
そう言って雅にぃを見つめる和にぃ。
雅にぃが起きないように小声でしばらく話してると翔にぃがやってきた。
んで、「寝る。おやすみ」って雅にぃの隣のベッドに横になった。
急患で寝れなかったのかな。
すぐに寝息が聞こえてきた。
和「それじゃ、僕仕事行ってくる。何かあったら連絡ちょうだいね」
潤「ん、わかった。いってらっしゃい」
お昼が運ばれてきたけど、安眠を妨害するのも悪いと思ったからすぐに下膳してもらった。
食欲もないと想うし、夕食食べれば大丈夫だよね。
とりあえず俺も眠いから雅にぃのベッドに突っ伏して目を閉じるとスーッと眠ってしまった。
翔「じゅん?じゅーん。寝てるとこごめんね」
潤「んっ、んん。ん?」
翔「もう、夕食運ばれてくると思う。俺らもここで食べようと思ってて、今から売店行ってくるけどなに食べたい?」
潤「んー、何でもいいや…。おにぎりとか、てきとーに買ってきて〜」
寝起きだからふわふわした返事になっちゃった(笑)
潤「翔にぃ来るまでに雅にぃ起こしとくね」
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作者名：櫻@宮
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/hp/
作成日時：2014年8月4日 22時
