不幸の連鎖 (雅紀) 3 ページ19
智side
和「わわっ。これは、まずいよ」
智「そうだね。入院して、投薬しないと…。
これから熱も出てくるだろうし」
レントゲンを見てはっきりと写ってる影。
肺炎で間違いないね。
これ、相当我慢してたんじゃない?
自宅療養のレベルは超えてるから確実に、入院になっちゃう。
翔も後から来て一緒にレントゲンを見るんだけど考えは僕らと同じ。
智「内科で病室探してみるね」
翔「あ、うん。お願い」
和「智にぃ、今日雅にぃについてる?」
んー……どうしようか。
雅紀は心配だからなー……。
智「うん。雅紀についてるよ」
和「じゃあ、僕帰るから明日着替えとか持ってくるね」
智「わかった。お願いね」
和が病院を出て行き僕は病室探し。
ナースに聞いて個室が空いてるか調べてもらうと、見事に一部屋空いていた。
智「じゃあ、そこ僕の弟入院するから」
「はい、わかりました」
そして、翔に連絡をいれると、「ヘルプー」って言葉が返ってきた(笑)
まだ、救外にいるらしく泣いてるんだって。
雅「…える。ｹﾞﾎｯ、ｹﾎｯｹﾎｯ…ふぇっ…」
翔「自宅療養の域はとっくに超えてて
今から入院しないとダメなの」
雅「…うち、帰れ、ない?」
翔「……うん。お家には帰れないよ…」
智「んふふ。翔がそんなに落ち込まなくても……(笑)」
肺炎だから、数週間すれば治るはず…。
その間は辛いかもしれないけど、頑張ろうね?
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作者名：櫻@宮
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/hp/
作成日時：2014年8月4日 22時
