妹ちゃんに彼氏 7 ページ15
智side
翌朝、起きるとベッドで寝ているA。
見たところ、昨日よりは熱は引いてるみたいどけど、まだ油断はできないかな。
この熱は、精神的な問題なのか…はたまた、普通の風邪なのか。
それはよく分からないけど、両方関わってくるのかなって僕は思う。
今日はちょうど休みの日だし、Aの看病もできる。
「んっ、んぅ〜?…とにぃ?」
智「んふふ。おはよ〜。大丈夫?」
「ん、だいじょおぶ。」
智「熱だけ測ってもいい?」
「………んーん。…つないもん」
智「今日ね〜、智にぃ休みなんだ〜。Aと一緒にいれるね〜」
「んふっ」って笑ったAの隙をついて、体温計をいれる。
やだぁって体をくねくねさせてるけど僕が抱きついてるから意味ないの(笑)
智「はーい、終わり。もう〜、なんで泣くの〜(笑)」
「ぐすっ、んー、…だって言った!!」
智「もうお終いだから、ね?
した、行く?どうする?」
「………かない」
行かないってやっぱりリビングには行きたくないみたい。
意地張ってるってのもあるけど、素直になれないだけ。
今日で、きっと仲直りできるから。
智「じゃあ、ここで待ってられる?朝食だけ持って来ちゃうから」
うんって頷いたのを確認しリビングへ。
和「Aは?」
智「来ないって…」
和「……そっか」
雅「和ちゃん♪そんな顔しないの〜。今日謝るんだもんね?」
潤「翔にぃもだよね〜?」
二人そろってコクンって…(笑)
智「ふふっ。潤〜、朝食二人分頂戴ー」
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作者名：櫻@宮
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/hp/
作成日時：2014年8月4日 22時
