お熱！？ ページ5
そして、
Aの背中を撫でながら
吸ってー
吐いてー
鬼「にぃにの真似をしてご覧？」
鬼太郎は、大きく口を動かした。
鬼「そうそう、その調子
上手だね」
数分経つと、だんだん呼吸も落ち着いてきた。
でも、まだ熱は高いまま
そう考えていると、外から
砂「鬼太郎！ Aは無事か！」
息を切らしながら砂かけばばぁが入ってきた
鬼「砂かけばばぁ！
今は呼吸は落ち着いてる。
でも、熱が高いままなんだ。」
砂「そうか、
じゃぁ、、、、」
といってそこからは、砂かけばばぁがテキパキとAに治療を施していった。
〜〜〜
砂「これで一安心じゃ
鬼太郎
あとは頼むぞ」
そう言って砂かけばばぁは帰って行った。
その日の夜
やっと、Aは目を覚ました。
鬼太郎は、疲れたのか隣でスヤスヤと寝息を立てながら寝ていた。
A「にぃにごめんなしゃい、、」
と、寝ているにぃにに向かっていったはずだったのだか、
その声で、起きた鬼太郎。
起きるやいなや、
鬼「目をさましたのか！？
どこか痛いとことか、苦しいとこはないか！？
朝はにぃにがいいすぎた。ごめんな。」
と、謝られた。
「でも、あんなにキツくいったのは、Aに長く生きてほしいからなんだ」
苦しそうな顔をして言われた。
A「ごめんなしゃいぃぃぃ」
涙が溢れてきた。
鬼太郎は、その涙をそっと、拭いてやった。
そして、
鬼「にぃにとひとつだけ、約束してくれ
無理だけはしないでくれ、」
A「うん、わかった、」
鬼「ん
いい子だ」
そう言って頭を撫でてくれた。
その手はとっても優しくて心地よかった。
数日して、完全復活したAに前よりもっと過保護になるのはまた、別のお話。
続く
お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←お熱！？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 5人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：暇人 | 作成日時：2023年12月16日 23時
