**みぃの呟き部屋**

Affogato***05 ページ17

キュヒョナが帰った部屋で2人きり。

涙の跡をつけながら眠るAに、
俺との事で不安でたまらなかったんだと痛感する。



ベッドで眠るAの頬を撫でてあげると、
うっすらとその目を開いた。


「ジョンウンさん……あれ？キュヒョナは？？」
YS「送ってくれて、さっき帰った」
「…ごめんなさい…迷惑かけて」


体を起こし、そう眉毛を下げるA。
あれだけ怒っていた面影はもう無くて。
ただひたすらにその瞳には俺だけが映る。

たまらず両腕で抱きしめると、
背中に手を回してくれて、深く深呼吸するA。

愛しくて、愛おしくて。
なのに…その気持ちを、どれだけ特別なのかを、
俺が伝えきれてないのがいけなかった。


YS「Aきいて」
「…はい//」


YS「同棲したのは…Aが初めて。
愛してるって言葉にできたのもAが初めて。
…不器用な俺が、こんなにも好きになったのは、
Aが初めてだから。
お前は何があっても俺の特別だから。
誰かと比べたりする必要なんてない。
誰も…Aには敵わないんだから。」


…グズっ//

「ジョンウンさん……私、ジョンウンさんの特別になれてるの？？」

YS「当たり前だよ…。お前以外、考えられないから覚悟して。……愛してる。」

「わ、私も、愛してる…////」



何があっても揺るがないほどに、愛してる、
その気持ちを素直に伝える事が何より大事なんだ。

Affogato***06→←Affogato***04

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す