手料理作って ページ9
〜玲於 side〜
コース料理ってちょっと気合い入れすぎたかな…
俺もあんまり来ねえし割と久しぶりすぎて緊張する
マナーとか大丈夫かな…
A:「見たことない料理…美味しそう…」
玲於:「食べようか。いただきます」
A:「いただきます」
ナイフとフォークに戸惑ってたAだったけど
ひとくち口に含んだ瞬間
A:「これ美味しい…！」
ってどんどん食べ進めてった
俺より食うの早いんだけど笑
そのあともどんどん料理が運ばれてきて
今は食後のティータイム
A:「全部美味しかった…」
玲於:「俺もここ初めてだけど美味かった」
A:「お昼は奢ってもらっちゃったから、ここは私が払うね」
そう言って伝票をひっくり返したA
そのまま固まって動かなくなった
うん、ここ高いよ割と
出すよって言って出せるような場所ではないからね
玲於:「ここももう払ってあるから大丈夫」
A:「1人3万円のコース料理だったの！？」
玲於:「ほんと、返すとかそういうの考えなくていいからね？」
A:「ダメダメダメ。こんな高いお金、玲於くんにだけ払わせるなんて出来ないよ」
玲於:「いや、その代わりお願いがあるんだけど」
A:「なに？全然なんでもやるよ？肩たたきでも、部屋の掃除でも雑用でもなんでも！」
玲於:「今度、手料理作って」
A:「へ？そんなことでいいの？」
玲於:「そんなことがいいの」
A:「でも私別にすっごく美味しい料理作れるわけじゃないよ？普通のものしか作れないし」
玲於:「Aの手料理食べてみたい」
A:「じゃあ、今度お弁当作ってくるね」
玲於:「まじ？めっちゃ楽しみ笑」
こんな他愛もない会話をしてるうちに
あっという間に時間は過ぎて
もう閉館時間
玲於:「そろそろ帰るか」
A:「そうだね」
美味しかったなぁなんてニコニコしながら隣を歩くA
今日は大好きな子の笑顔が沢山見れたからプラン的には成功かな
1日、長いようであっという間だったなあ
1日24時間じゃ足りねえよ
なんて脳内でブツブツ文句を言いながら車に乗り込んで駐車場を出る
A:「玲於くん今日はありがとう」
玲於:「こちらこそ。楽しかった？」
A:「うん！すごく！」
玲於:「そっか。良かった……あの…さ。俺の家、来るでしょ？」
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青空(プロフ) - 私がとても大好きな作品で、ちょくちょく読み返してます！更新するのはきびしいですか？ (8月23日 21時) (
レス) @page50 id: 0e21f544e4 (このIDを非表示/違反報告)
はづき - とても好きな話です！更新楽しみにしてます！ (2021年10月18日 22時) (レス) id: 62c8e2f6f9 (このIDを非表示/違反報告)
レモン - 計画的ウエディングとても好きなお話で何度も読み返しています。今でも続きを楽しみに待っています！ (2021年1月29日 7時) (レス) id: 7cf48aa385 (このIDを非表示/違反報告)
こもりん(プロフ) - ラブリさん» 嬉しいコメントありがとうございます！ぜひ最後まで読んでくださいね(^^) (2020年6月15日 10時) (レス) id: d684fb85dd (このIDを非表示/違反報告)
こもりん(プロフ) - ぷーさん» 読んでくださってありがとうございます♪最後までよろしくお願いします(^^) (2020年6月15日 10時) (レス) id: d684fb85dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こもりん | 作成日時：2020年3月27日 3時
