インフルかな ページ45
玲於:「ねえ、もうこの会社辞めてくれる？」
A:「え…待ってよ…それとこれとは話が違うじゃん」
玲於:「同じ空間にいたくない」
A:「じゃ、じゃあ、玲於くんの視界に入らないように心がけるから」
玲於:「だから、同じ会社にいて欲しくないってこと。分かんない？」
A:「…分かりません」
玲於:「まあいいや。クビね。もう来なくていいから」
え、待ってよ玲於くん
私、どうしてここまでされなきゃいけないの？
待って
お願い
玲於くん…！
A:「待ってよ！」
亜嵐:「うわっ、びっくりしたー…」
A:「え、あれ…」
亜嵐:「相当うなされてたけど、玲於が原因かな？」
A:「悪い夢見てました…」
そっか
私医務室に泊まったんだ
あ…まだ頭がクラクラする
無理やり体を起こして熱を測ると
38°Cの高熱だった
亜嵐:「あちゃー…この時期だしインフルかなー」
A:「あの、私病院行ってきます」
亜嵐:「え、1人で？」
A:「大丈夫です。いつも1人でやれてたので」
亜嵐:「いやいや、そんなフラフラな状態で病院にたどり着けるかが心配だわ！！」
A:「すぐそこに病院あるので…」
亜嵐:「すぐそこっつっても5キロは離れてるぞ？無理だってやめなよ」
A:「でも…」
亜嵐:「とは言ったものの、俺も1回会社に戻ってやらなきゃいけないことあるからなー…あっ」
なにか思いついたように白濱さんはスマホを開いて
誰かに電話をした
亜嵐:「ここの会社のやつに電話しといたからその人に病院付き添ってもらって！じゃ！1回戻るわ！」
A:「あ、あの、ありがとうございます…！」
亜嵐:「いいよいいよ。ほら、まだ寝てな」
白濱さんはフリフリ手を振ると、急いだように医務室を出ていった
白濱さん、社長だもんね
大変なのに申し訳ないことしちゃった…
白濱さんに移ってないといいな…
ダルい…寝ておこう…
そのまま深く眠ってしまって
誰が来てくれたのか分からなかった
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青空(プロフ) - 私がとても大好きな作品で、ちょくちょく読み返してます！更新するのはきびしいですか？ (8月23日 21時) (
レス) @page50 id: 0e21f544e4 (このIDを非表示/違反報告)
はづき - とても好きな話です！更新楽しみにしてます！ (2021年10月18日 22時) (レス) id: 62c8e2f6f9 (このIDを非表示/違反報告)
レモン - 計画的ウエディングとても好きなお話で何度も読み返しています。今でも続きを楽しみに待っています！ (2021年1月29日 7時) (レス) id: 7cf48aa385 (このIDを非表示/違反報告)
こもりん(プロフ) - ラブリさん» 嬉しいコメントありがとうございます！ぜひ最後まで読んでくださいね(^^) (2020年6月15日 10時) (レス) id: d684fb85dd (このIDを非表示/違反報告)
こもりん(プロフ) - ぷーさん» 読んでくださってありがとうございます♪最後までよろしくお願いします(^^) (2020年6月15日 10時) (レス) id: d684fb85dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こもりん | 作成日時：2020年3月27日 3時
