うちの会社に ページ37
亜嵐:「ごめんね、お待たせ…って、玲於は？」
A:「先に帰っちゃいました…」
亜嵐:「…そっか。玲於とAちゃんに言いたいことあったんだけど、まあいいや。」
A:「なんですか？」
亜嵐:「いや、さっき話してて思ったんだけど、Aちゃんってもしかして、模型とか建物とか好き？」
A:「はい、すごく好きです。本当は、建築設計の道に進みたかったくらい」
亜嵐:「ほんと？じゃあさ、ここからは、この会社の社長としての話になるんだけど、よかったら、うちの会社に来ない？」
A:「え？」
亜嵐:「いや、無理にとは言わないよ！でも、もし興味があるのであれば、是非うちに来て欲しいなって思って」
A:「でも私、好きですけど技術は全くないので…」
亜嵐:「俺が1から教えるよ。Aちゃん、仕事できそうだし、建築に対して熱意ありそうだからすぐ覚えられると思う」
A:「じゃあ……あっ」
玲於くん…
このこと、玲於くんに言わなきゃダメだよね
玲於くんはなんて言うかな
私のこと、止めてくれるかな…
亜嵐:「あぁ、玲於？それなら俺が話してみるよ」
A:「いや…私が直接社長に話します」
亜嵐:「そっか。まあ、俺も玲於と話さなきゃいけないと思うし、いつか3人で食事でもどう？」
A:「私なんかがいいんでしょうか…」
亜嵐:「いいに決まってんじゃん笑」
その後、また少しだけ
白濱さんに会社の見学をさせてもらって
午後1時
会社に戻ってきた
A:「あの、遠いのに送迎ありがとうございました」
亜嵐:「どういたしまして。じゃあ、玲於によろしくね」
A:「はい」
ペコッとお辞儀して、
白濱さんの車が見えなくなるまで見送って
会社の中に戻った
A:「ただいま戻りまし…」
みく:「A！あんた噂になってるよ！」
A:「へ！？」
「宮川さん！佐野社長と、もう一人のイケメンに挟まれてリムジンに乗り込むってどういう状況！？」
A:「え、あ、あの…」
〈そういえばよく社長室に行ってるけど、まさか密会！？〉
A:「そんなんじゃっ…！」
〔もしかして…どちらかとお付き合いされてるの！？〕
どうしよう…！
こんなに噂になってるなんて！
なんて言えばいいんだろう…
浮かばない
もうこのまま、付き合ってるって言っちゃった方が楽なのかな…
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青空(プロフ) - 私がとても大好きな作品で、ちょくちょく読み返してます！更新するのはきびしいですか？ (8月23日 21時) (
レス) @page50 id: 0e21f544e4 (このIDを非表示/違反報告)
はづき - とても好きな話です！更新楽しみにしてます！ (2021年10月18日 22時) (レス) id: 62c8e2f6f9 (このIDを非表示/違反報告)
レモン - 計画的ウエディングとても好きなお話で何度も読み返しています。今でも続きを楽しみに待っています！ (2021年1月29日 7時) (レス) id: 7cf48aa385 (このIDを非表示/違反報告)
こもりん(プロフ) - ラブリさん» 嬉しいコメントありがとうございます！ぜひ最後まで読んでくださいね(^^) (2020年6月15日 10時) (レス) id: d684fb85dd (このIDを非表示/違反報告)
こもりん(プロフ) - ぷーさん» 読んでくださってありがとうございます♪最後までよろしくお願いします(^^) (2020年6月15日 10時) (レス) id: d684fb85dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こもりん | 作成日時：2020年3月27日 3時
