時間が無い ページ23
〜夏恋side〜
今私がいるのは旧校舎の1階
お姉ちゃんの悲鳴が聞こえたのは、新校舎の屋上から
正反対の場所にあるって言ってもおかしくないな
あと7分。
それまでにお姉ちゃんを助けてみせる
新校舎に移動して、息を切らしながら1段ずつ階段を駆け上がる
時間が無い…
もっと足が早く動いてくれればいいのに…！
なんで狙われるのがお姉ちゃんなの？
半泣き状態でやっと屋上に繋がる扉の前に着いた
…よし。ためらってる時間はない
お姉ちゃんに会いに…
『お姉ちゃん！』
萩花:「夏恋！」
壱馬:「ね？来るって言ったでしょ？」
『壱馬くんがお姉ちゃんを殺そうとしたの？』
萩花:「違うの夏恋」
『違くない！…許さない。お姉ちゃんを殺そうとした壱馬くんを許さない！』
萩花:「夏恋ストップ！…壱馬くんは、私を殺すつもりなんてなかったよ。私が大声で呼んでも来てくれない夏恋をうまいこと呼んでくれたの。」
壱馬:「そうですよ。俺はもう殺しちゃってますから。…力也さんを。」
そっか。私が行かなかったから、壱馬くんに協力してもらったんだ
それなのに私…壱馬くんを一瞬でも疑った
謝らないと
『壱馬くん。ごめんなさい』
壱馬:「いや、大丈夫ですよ。俺も騙すようなことしてすみませんでした。じゃあ、失礼します」
ぺこって私達に向かってお辞儀をした後に
何かを思い出したような顔をして
壱馬:「時間。もうないですよ。」
って、それだけ。
ほんとにその一言だけを呟いて
壱馬くんは私達の前から姿を消した
時計を見たらかくれんぼ終了まであと5分
あぁ。本当に時間が無い
話したいことがいっぱいあるのに
あと5分で何を話そう…
色々頭でぐるぐる考えて
話す内容を整理してた時、お姉ちゃんが話し始めた
萩花:「夏恋は誰かに触れた？」
･
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あらこもり - 豚野郎の方が私は多い笑デブぅぅぅぅぅだから笑笑 (2017年6月23日 19時) (
レス) id: 08e1534ff2 (このIDを非表示/違反報告)
こもりん(プロフ) - あらこもりさん» ほとんど黒髪や笑 (2017年6月22日 21時) (レス) id: c137379bdb (このIDを非表示/違反報告)
あらこもり - 黒髪なんだもん笑豚野郎でもあるけど笑笑 (2017年6月22日 21時) (レス) id: 08e1534ff2 (このIDを非表示/違反報告)
こもりん(プロフ) - 唯愛さん» コメントありがとうございます！更新おそくて本当に申し訳ないです。読み続けてくれると嬉しいです！ (2017年6月21日 20時) (レス) id: c137379bdb (このIDを非表示/違反報告)
こもりん(プロフ) - あらこもりさん» 黒髪笑笑 ご丁寧にありがとう笑 (2017年6月21日 20時) (レス) id: c137379bdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こもりん | 作成日時：2017年4月3日 15時
