last ページ32
『玲於くん起きて！』
玲於:「あと5分…」
『遅刻しちゃう！』
シェアハウスに住み始めてから、二度目の春が来た
一昨年のこの時期にみんなとはじめて会って
楽しいことも、悲しいことも、全部全部このシェアハウスに詰まってる
私の第二の人生は、ここから始まったんだよね
『たまにはみんなで行こうよ』
玲於:「…しょうがねぇなー」
渋々布団から起き上がって、おはようのチューは？って、言ってくる玲於くん
もう。最近ずっとこんな調子なんだから
いつからそんなに甘えてくるようになったんだろう。
なんて、思いながらも、ほんとは嬉しくて
結局しちゃう。
玲於:「よし。これで今日も頑張れる」
『それならよかったです。笑』
着替えてから、下に降りて
いつもみたいに隼くんが淹れてくれたコーヒも飲んで
みんなでたわいもない話をしながら朝食を食べる
今はこれが当たり前だけど、私ひとりの力じゃきっと、当たり前が当たり前じゃなかった。
みんなが、私を受け入れてくれたから
優しくしてくれたから。もうありがとうじゃ足りないくらい感謝することが多すぎる
私は、このシェアハウスが大好き。
GENERATIONSもみんなも大好き。
…玲於くんも大大大好き。
亜嵐:「準備できた？」
裕太:「余裕や。」
涼太:「誰か鍵持った？」
龍友:「誰かしら持ってるやろ」
隼:「ちゃんとトイレ行きましたか？」
メン:「隼はちょっと黙ろうか」
朝っぱらから、みんなでふざけあって
太陽にも負けないくらいの笑顔で、家を出る。
みんながいる前で玲於くんが私の手を握ってきて
隼:「見せつけんなー笑」
なんて言われたり。
玲於:「彼氏が彼女と手を繋いで何が悪いんだよ。」
涼太:「相変わらずラブラブですね笑」
『ラブラブです笑』
亜嵐:「末永くお幸せに笑」
みんなに出会えて幸せ。
こんな幸せがずっと続きますように。
三度目の春をまたここで迎えられますように。
玲於くんに幸せをもらうだけじゃなくて、幸せをあげられる存在になれるといいな。
いつまでも、太陽みたいな笑顔で、幸せに包み込まれたい。
GENE's HOUSE
＿end
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 572人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
こもりん(プロフ) - あらこもりさん» ありがとう！頑張れ後輩！笑 コメント待ってます♪ (2017年3月21日 23時) (
レス) id: c137379bdb (このIDを非表示/違反報告)
あらこもり - 私のお姉ちゃんと一緒だよ♪私はもうすぐ中学生なのです!!先輩!一生ついていきます!!笑笑コメントすごかったから探すの大変だったよ〜終わっちゃうの本当に寂しいけど、次のお話も読むね♪絶対読む!!! (2017年3月21日 21時) (レス) id: 08e1534ff2 (このIDを非表示/違反報告)
れいか(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです！！！ジェネハは笑とキュンキュンがいーっぱい詰まっている物語てこれを読んでいる時はいつも1人でニヤニヤしてました（笑笑）完結は寂しいですが次の作品も読みたいと思います！！！ (2017年3月21日 17時) (レス) id: 337f21b534 (このIDを非表示/違反報告)
#RS# - めっちゃ、面白かったです！！終わってしまうのは少し悲しいですが新作も読ませていただくので新作の方でもよろしくお願いします！笑 こもりんさん、本当に、本当に、お疲れさまでした！！ (2017年3月20日 23時) (レス) id: f630aaa14e (このIDを非表示/違反報告)
りったん - めっちゃ面白かったです！完結は少し寂しいですが…次の作品も楽しみにしてます(o^^o)長い間、お疲れ様でした！少し時間経ったら番外編的なの読みたいです！笑 これからも頑張ってください！！応援してます(*ﾟ▽ﾟ*) (2017年3月20日 18時) (レス) id: f109b966fc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：こもりん | 作成日時：2017年3月5日 10時
