ご対面 ページ23
隼:「玲於出てちゃった」
メン:「みんなが質問攻めするからー」
『私探してこようかな』
亜嵐:「いいよいいよ。勝手に戻ってくるって」
『…いや、彼女だから』
彼女っていう言葉を自分で言うと、少し照れくさくて
恥ずかしくて、実感がわかなくて
心のどこかで夢なんじゃないかな?って何度も思ったけど
玲於くんと話す度に、あの笑顔を見る度に
あ。私彼女なんだ。って。
ここでやっと彼女っていう実感がわく。
『行ってきますっ』
裕太:「いってらー」
龍友:「気をつけてな」
頷いて、家を出た。
多分、そう遠くには行ってないはず。
スマホも持っていってたし、最悪連絡取ればいいかな
なんて考えながら、近くの公園とかコンビニを探した。
『どこにもいないしっ……』
もう外も暗いし、スマホも繋がらないし…
スマホ持って行った意味ないじゃんか。
『もういいや。おじさんのお店に寄ってから帰ろう。』
玲於くんの行動が読めなくて
なんか、彼女なのに玲於くんのことなにも知らない…
私が知ってるのって、好きな歌と好きな食べ物くらいじゃない?
彼女失格かも…
暗い気持ちのまま、おじさんのお店に足を運んだ。
_ガラッ
『こんばんは…』
「あ!…えっと…」
玲於:「…A?」
そう言って、カウンター席に座ってた玲於くんがこっちを振り返って
眉間にシワを寄せて
なんで?っていう目でこっちを見てくる
いや、それは、こっちのセリフだよ
なんでこんな所にいるの?
玲於:「…おっちゃん教えた?」
「教えてない教えてない!」
『え?玲於くんが通ってるお店ってここ?』
玲於:「そうだけど。Aも?」
「鳥ちゃんと鳥くんがついにご対面……」
『え!?おじさん知ってたの?』
目を丸くさせて、逸らされて
なんのことかな?なんて誤魔化してるおじさん
バレバレだし。…もう。なんで知ってて教えてくれなかったの?
『鳥ちゃんって誰?』
玲於:「鳥くんって誰?」
「えっと…Aちゃんが鳥ちゃんで、玲於が鳥くん…笑」
これはもう運命だな。って笑ってるおじさん
違くてね?まだ、混乱してるの。
状況が把握出来てないよ…
どういうこと?
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こもりん(プロフ) - あらこもりさん» ありがとう!頑張れ後輩!笑 コメント待ってます♪ (2017年3月21日 23時) (レス) id: c137379bdb (このIDを非表示/違反報告)
あらこもり - 私のお姉ちゃんと一緒だよ♪私はもうすぐ中学生なのです!!先輩!一生ついていきます!!笑笑コメントすごかったから探すの大変だったよ〜終わっちゃうの本当に寂しいけど、次のお話も読むね♪絶対読む!!! (2017年3月21日 21時) (レス) id: 08e1534ff2 (このIDを非表示/違反報告)
れいか(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです!!!ジェネハは笑とキュンキュンがいーっぱい詰まっている物語てこれを読んでいる時はいつも1人でニヤニヤしてました(笑笑)完結は寂しいですが次の作品も読みたいと思います!!! (2017年3月21日 17時) (レス) id: 337f21b534 (このIDを非表示/違反報告)
#RS# - めっちゃ、面白かったです!!終わってしまうのは少し悲しいですが新作も読ませていただくので新作の方でもよろしくお願いします!笑 こもりんさん、本当に、本当に、お疲れさまでした!! (2017年3月20日 23時) (レス) id: f630aaa14e (このIDを非表示/違反報告)
りったん - めっちゃ面白かったです!完結は少し寂しいですが…次の作品も楽しみにしてます(o^^o)長い間、お疲れ様でした!少し時間経ったら番外編的なの読みたいです!笑 これからも頑張ってください!!応援してます(*゚▽゚*) (2017年3月20日 18時) (レス) id: f109b966fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こもりん | 作成日時:2017年3月5日 10時