支えられてる ページ18
『隼…くん?』
隼:「…ホントのこと教えてくれない?」
ホントのこと…
って、玲於くんとの事だよね
『えっと…付き合ってる』
隼:「やっぱり?笑」
『なんでわかってるのに聞くの?』
隼:「だってさ、自分が勘違いしてたら嫌じゃん。だから、本人に直接聞いてみたってわけ」
亜嵐くんもそうだった。
私と玲於くんのこと、察してたくせに、わざわざ聞いてきて
自分で付き合ってるって言うの、ホントは恥ずかしいから嫌なんだよね
しかも、聞いた人は絶対ニヤニヤするし
『玲於くんに聞きなよ…』
隼:「だってさ、玲於教えてくれないじゃん笑」
『まあ、そうだけど』
隼:「大丈夫。安心して。あったかい目で見守るから笑」
そっか。
こうやって、見守ってくれたり、応援してくれる人がいるから
今の関係が成り立つんだ。
決して私と玲於くんだけの力じゃなくて
他のみんなのおかげでもあるんだ。
『…ありがとう』
隼:「それは、こっちのセリフだよ笑」
『ううん。私、お礼を言わなきゃいけないことが沢山ある』
隼:「こっちだってあるよ。…玲於の心を開いてくれてありがとう。あと、玲於を好きになってくれてありがとう」
『ねぇ。やめてよ。頭あげて?』
ありがとうって言うのは私だよ。
GENEのみんなから、この半年間で色んなものを貰った。
貰うばっかりで、まだ何も返せてなくて
いつか、恩返ししないと。って色々考えてる。
もちろん、このことは、みんなには内緒だけど
隼:「さっきの嘘は、冗談だったってことにして、みんなには謝っとくね。ごめんね」
『ううん。もういいよ。私も、隠してることがなくなってスッキリしてるし笑』
じゃあ、戻ろうか。って、2人で家の中に戻った
隼:「あったかいね笑」
『外寒かったもんね〜笑』
「そんなに長く外にいるのが悪いんじゃない?」
『まあ、それもそうだね笑……ん?』
靴を脱ごうとしていた手を止めて
視線を上に上げていくと、視線の先には仁王立ちしてる玲於くんが
これは…やばいかも。
玲於:「随分長かったね」
顔の向きは変えず、ゆっくり横を見ると
…やっぱり。隼くんの顔が引きつってた。
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こもりん(プロフ) - あらこもりさん» ありがとう!頑張れ後輩!笑 コメント待ってます♪ (2017年3月21日 23時) (レス) id: c137379bdb (このIDを非表示/違反報告)
あらこもり - 私のお姉ちゃんと一緒だよ♪私はもうすぐ中学生なのです!!先輩!一生ついていきます!!笑笑コメントすごかったから探すの大変だったよ〜終わっちゃうの本当に寂しいけど、次のお話も読むね♪絶対読む!!! (2017年3月21日 21時) (レス) id: 08e1534ff2 (このIDを非表示/違反報告)
れいか(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです!!!ジェネハは笑とキュンキュンがいーっぱい詰まっている物語てこれを読んでいる時はいつも1人でニヤニヤしてました(笑笑)完結は寂しいですが次の作品も読みたいと思います!!! (2017年3月21日 17時) (レス) id: 337f21b534 (このIDを非表示/違反報告)
#RS# - めっちゃ、面白かったです!!終わってしまうのは少し悲しいですが新作も読ませていただくので新作の方でもよろしくお願いします!笑 こもりんさん、本当に、本当に、お疲れさまでした!! (2017年3月20日 23時) (レス) id: f630aaa14e (このIDを非表示/違反報告)
りったん - めっちゃ面白かったです!完結は少し寂しいですが…次の作品も楽しみにしてます(o^^o)長い間、お疲れ様でした!少し時間経ったら番外編的なの読みたいです!笑 これからも頑張ってください!!応援してます(*゚▽゚*) (2017年3月20日 18時) (レス) id: f109b966fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こもりん | 作成日時:2017年3月5日 10時