GENE's HOUSE３

あと1日 ページ1

『楽しかったね〜』


玲於:「自分が動物臭いんだけど笑」




風呂に入ってくる。って、脱衣所に行った玲於くん。


ちょっとはしゃぎすぎちゃったな。

お子ちゃまって思われたかな？



でも、玲於くんの笑顔もたくさん見れたしいっか。笑


･






･



玲於:「風呂空いたけど入る？」


『入るー』




玲於くんホカホカだ。

玲於くんの上半身裸スタイルも見慣れちゃったな。




『玲於くんって、筋肉すごいよね』


玲於:「なに。いきなり」


『いや、なんか、改めて見るとすごいなって』


玲於:「トレーニングしてるからね」


『男の子っていうより、男の人だね』




私とは釣り合わないくらい大人で

手の届かない人。


玲於くんってそんな感じのオーラが出てるんだよね





玲於:「まあ、入ってきなよ」


『あ、うん。』




いきなりこんなこと話したから、引かれたかな？


なんて、ちょっと心配になりながら、タオルと下着を持って脱衣所に向かった

･







･



『ホッカホカ〜♪』


玲於:「湯気やばっ笑」




炊きたてのご飯かよ。って笑ってる。

いやいや、例えがおかしいでしょ。



炊きたてのご飯ってなんですか。

私そんなの初めて聞いたよ





『玲於くんもさっきはこんなんだったよ？』


玲於:「いや、Aの湯気の量には負けるわ」


『湯気の量ってなに笑』





玲於くんってたまに変な事言うんだよなぁ。

私のこと、天然天然って言ってるけど、玲於くんだって、人のこと言えないじゃん


玲於くんの天然発言で何回笑ったか。





『よしっ。じゃあ、ご飯作るね！』


玲於:「俺も手伝うよ」




昨日みたいに、共同作業でご飯を作った。


なんか、同棲を始めた付き合いたてのカップルみたい。

2人きりだから、余計。



変なタイミングでドキドキしちゃう時があって

よくここまで私の心臓がもったなって思った。




『はい。じゃあ、手を合わせてー…』


玲於:「いただきまーす」


『あ！フライング！』


玲於:「待てない笑」






うまいよ。って美味しそうに食べてくれて

なんか作った甲斐があるなって思った。



玲於くんと2人きりで過ごせるのもあと、1日か。

別に、みんなに帰ってきて欲しくないわけじゃないけど、いや、むしろ、帰ってきて欲しいけど


2人だけの時間が続いてくれればなとも思ってる。

私もバカだな。絶対叶わない片想いなんかしちゃって。


でも、好きになったらもう止められないの…

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